日本周遊 まとめ その3。 44の神社にお参り。主に古い神社を訪ねパワーをもらいました。
今回の日本周遊で多くの神社を回りました。数えたら44の神社にお参りしています。38日間に我ながらたくさん回ったなあと思います。 メインテーマは古事記や日本書記に関わりのあるような古い神社。 それを時代、エピソード別にまとめてみました。
大どころの出雲大社やその周辺、三重の伊勢神宮、和歌山の熊野本宮大社等は以前にお参りしたので今回は入っていません。
■日本の国生みから始まる神話の時代
まずは国生みの物語です。今回は念願の淡路島に渡ってイザナギの命、イザナミの命の国生みの地を回ってきました。
「自凝島神社(おのころじまじんじゃ)」、「伊弉諾神宮(いざなぎじんぐう)」そして沼島(ぬしま)にも渡って「上立神岩(かみたてがみいわ)」や「オノコロ神社」も行ってきました。
淡路島は、景色もきれいでとても魅力的な島でまた是非行きたいです。
三重県の熊野市周辺の「花窟神社(花の窟神社、はなのいわやじんじゃ)」、「産田神社(うぶたじんじゃ) 」など、イザナミの命が火傷をおい、亡くなる後半の悲劇的エピソードの地も巡りました。
■神々が産まれ大国主命と、地に降りる天孫降臨
大国主命(おおくにぬしのみこと)、後に大黒様と呼ばれる神ですね。その大国主命の国造りが始まります。そのときのエピソードが「因幡の白うさぎ」。その地が鳥取県の「白兎神社 (はくと じんじゃ)」です。
大国主命の父である「須佐之男命(すさのおのみこと)」の「八岐大蛇(やまたのおろち)」のお話も有名ですね。 それは島根県出雲の国が舞台で、そこには「出雲大社(いずもたいしゃ)」を始め多くの神社があり、以前周り、心躍らせました。
今回は巨樹を見て”これは八岐大蛇か?”と思いました。
その後、神々が地に降りてきます。その「天孫降臨(てんそんこうりん)」の地、霧島を祀る鹿児島の「霧島神宮(きりしまじんぐう)」もお参りしました。
■ヤマトタケルの遠征
神話の中でも有名な「日本武尊(やまとたける)、倭建命(やまとたけるのみこと)」。それにまつわる神社として静岡県焼津市の「焼津神社(やいずじんじゃ)」もお参りしました。
他にも崇神天皇の時代の東征に福島県会津の由来のエピソードもあります。「伊佐須美神社 (いさすみじんじゃ)」
■神功皇后の遠征
福岡県を訪れて西暦200年頃とされる「神功皇后(じんぐうこうごう)」の遠征が大きな影響を与えていることを知りました。戦や貿易を通じた朝鮮方面への海運の発達ですね。
「宗像大社(むなかたたいしゃ)」「志賀海神社 (しかうみじんじゃ)」「香椎宮(かしいぐう)」
福井県敦賀市の「気比神宮(けびじんぐう)」はこの神功皇后の祖である「伊奢沙別命(いざさわけのみこと)」を祀っている古い神社です。この地にはいまでも活発な大きな港、敦賀港があり、この神社は海運の神でもあります。
■大和王朝の創成
大和王朝初期のエピソードにまつわる神社が他にもあります。
岡山県の「吉備津神社(きびつじんじゃ)」 祀られている吉備津彦は、西暦457年に即位される第21代 雄略天皇とも対立する、この地の豪族です。国宝の本殿が見事でした。
福井県福井市の「足羽神社 (あすわじんじゃ)」 西暦507年に即位される第26代 継体天皇の地元です。
他にも下記の大和王朝初期から飛鳥時代にかけての古い神社にお参りしました。
・静岡県 富士宮市 「富士山本宮 浅間大社(ふじさんほんぐう せんげんたいしゃ」
・石川県 白山市 「白山比咩神社 (しらやまひめじんじゃ)」
・福岡県 福津市 「宮地獄神社(みやじだけじんじゃ)」
・福岡県 太宰府市 「宝満宮 竈門神社 (ほうまんぐう かまどじんじゃ)」
こうやって自分の脚で古い神社を回っていると、各地域の特徴とあいまって古代や歴史の想像がふくらんで楽しいです。神話、古代の話って、やっぱりファンタジーとして物語として面白いと思います。
まだお参りできていない古い神社があるので引き続き機会を作って回ってみたいと思います。
ではでは。