あいしろう blog IMAGINE

想像してみよう。それは何をもたらす? この後どうなる?   ときに楽しい夢を。ときには厳しい視点で。 

8日目 日本周遊 三重、熊野のパワースポット巡り。神秘的な世界。桜もきれいで感激

8日目 愛知県から三重県へ移動。宿泊した豊橋から、渥美半島の突端、伊良湖岬に向かい、そこからフェリーを使いました。岬好きの私としては渥美半島に行ってみたかったのと、運転しないで連れていってくれるので、この道を選びました。

 

伊良湖岬灯台。朝のさわやかな海が気持ちいいです。

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伊勢湾フェリー。ここから約55分間で対岸の鳥羽まで連れていってくれます。
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乗船中の船からの景色。流れる雲にひこうき雲が横切り、美しい空です。
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鳥羽港の上の山にはヤマザクラが。
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鳥羽から熊野の方に車を進めました。三重と言えば伊勢神宮ですが、以前、お参りしたので、今回は寄らないで熊野に直行です。

 

途中、熊野市の手前の尾鷲市の「鬼瓦」さんで昼食を取りました。

これが大当たり。

お刺身定食にかにや牡蠣を付けられます。

4種のお刺身定食。お刺身が新鮮でプリプリでした。
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タカアシガニ。伊豆で有名な深海に住む、世界一脚が長く大きいカニですね。ご主人が底引き漁船の漁師から直接、仕入れているそうです。

茹でていただきました。旨い。
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追加で生牡蠣も注文しまいました。浅利カキという浅利という地方の牡蠣だそうです。

これも旨い。
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こういうごちそうは東京ではなかなか食べられないんですよねえ。ごちそうさまでした。f:id:Aishirou:20230330073530j:image

 

そして熊野市へ。

ここはまだ和歌山県ではなく、三重県の南端の県境の方です。

熊野は熊野古道で有名ですが、和歌山県にあるメインの熊野三山は以前、お参りしたので、今回はまだ行けていなかった秘められたようなところにある神社、パワースポットが目的です。

 

まずは「花の窟神社」(はなのいわやじんじゃ)です。日本を作ったと言われる母、伊弉冉尊(いざなみのみこと)が、『日本書紀』では焼かれて死んだと書かれているのですが、死んだ後にここに埋葬されたと言われる聖地です。

 

建物の社はなく、岩が祭られています。

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岩の上に縄が張られています。
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岩の前に祀られています。

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もう一つの岩。伊弉冉尊(いざなみのみこと)の子供の火神・軻遇突智尊(かぐつちのみこと)が祀られています。
f:id:Aishirou:20230330073354j:image趣のある神社でした。

 

続いて更に南にある神内神社(こうのうちじんじゃ)を目指しました。海沿いから山の方に入り20分程車を進めるとありました、神秘的な神社が。

 

入口の鳥居から既にパワーを感じます。

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杉並木もすごい。
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入口の岩には神武天皇明治天皇が祀られていました。
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奥に進むと入口が。
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ここも社殿らしきものがなく、岩を祀っているようです。
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大きな木も多くあります。
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「蘇りの木」という大きな木。社の脇にあり、危うく見逃すところでした。
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背面がすごい。
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神社を後にするとこの見事な桜に出会いました。この小さな岩山は神内神社の本宮だったところだそうです。

 

山に並ぶ素敵な桜。クマノサクラでしょうか?

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岩肌とのバランスが絶妙です。
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ここの入口の札に『古神殿 原始時代の神殿。禰宜姫(ねぎひめ)様がご託宣。神内神社のh本宮』と記されていました。
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次に北の熊野市の方に戻り、丹倉(あかくら)神社へ向かいました。

1台がやっと通れるくらいの細い山道を20~30分程進む必要があり、運転が大変でした。幸いすれ違う車には往復で2台しか合わず助かりました。それだけ人がいかないようなところなんですね。

 

車1台がどうにか停められるスペースに車を横づけし神社。
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細い石段を下ります。
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ここにも大きい木が。
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ここも社殿はなく、岩が祀られています。

すごく神秘的です。
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杉の木々も美しい。
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この神社のそばも桜が美しかったです。
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里山の桜ですね。
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最後に「産田神社」(うぶたじんじゃ) へ。ここは伊弉冉尊(いざなみのみこと)が子供、火神・軻遇突智尊(かぐつちのみこと)を産んだところだそうです。

土器も多く出土しているとのことで古代から人が住んでいたんですね。


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ここにも大きな木。
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鳥居。
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社殿。
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社殿のなかった時代の『ひもろぎの跡』と伝えられる場所も残っているそうです。ここもパワーを感じました。

 

今回、訪れた神社はどれも神秘的で、神話の逸話もあって、古代からの息吹が心に刺さるパワースポットでした。

 

ではでは。