日本周遊 28日目。
泊まった鳥取市の近くの神社や巨樹を見に行きました。
まず「宇倍神社(うべじんじゃ)」へ。鳥取の因幡の国の一宮です。
5代の天皇に仕え360余歳も生きられたという武内宿禰(たけしうちのすく)を祀っています。
そのため健康、長寿のご利益があるとのこと。
素敵な拝殿です。
本殿も趣があります。
奥にこの神社の元となったという石が祀られていました。
続いて「倉田八幡宮(くらたはちまんぐう)」へ。
ここは社叢(しゃそう)(神社の周りの森)が国の天然記念物に指定されているそうです。
ありました、大イチョウです。
見事な木です。
周りの森も素敵です。
地下水が豊富で木にとっていい環境とのことです。
すばらしい神社でした。
車を走らせ山の方に。
目的はこれ。大きなカツラの木、「落河内(おちがうち)のカツラ」です。
車で杉を横目で見ながら走っていると突然現れます。道路のすぐ脇です。
圧巻です。
心に沁み入るようなパワーを感じます。
上を見上げるとまた違う気持ちになります。
横にきれいな小川があります。
森の妖精でも出てきそうです。
いい木でした。
お昼に「牛骨ラーメン」をいただきました。
鳥取ではこれが普通だと思って出されているラーメン屋があるのだとか。
醤油味で出汁はこれもありかなと思いました。ラーメンは鶏、豚、魚出汁と決めつけるのは固定観念ですよね。
途中、道のサービスエリアで意外なものに遭遇。
兵庫県朝来市(あさごし)というところの「古代あさご館」という弥生時代、古墳時代の遺跡の展示です。ここは大和朝廷から認められた豪族が住んでいたらしく遺跡が見つかっているそうです。
土器、鏡や刀剣、甲冑のレプリカなどが展示されてました。
この事務所で調査等もされているそうで、こじんまりした展示でしたが有意義でした。
そして福知山市へ。
途中、ナビに従い国道429号を通ったのですが、これがすごい道でした。
鬱蒼と茂る林の中を通る車一台がギリギリ通れるような細い山道。これがいわゆる「酷道」というやつですね。冷や汗かきながらハンドルを操作しました。は疲れた。 今、バイパスを工事しているようです。
京都、福知山。
明智光秀が開いた街です。本能寺の変で織田信長を倒し豊臣秀吉に倒された三日天下で有名な武将です。
大河ドラマ「麒麟がくる」で主人公 明智光秀を見直した方も多いかと思いますが、私もその口です。
福知山城が再建されてそびえています。
明智光秀を祀る「御靈神社(ごりょうじんじゃ)」が市内にあります。
ここには明智光秀を讃える石碑等があり福知山では明智光秀に感謝をしているんだなと感じました。
ここでも固定観念はいけないなと思いました。
ではでは。