21日目 日本周遊 福岡から佐賀へ。 宇美八幡宮の大クスに圧倒され、吉野ヶ里遺跡で弥生時代を思う。ムツゴロウも見えたよ
日本周遊 21日目です。3泊した福岡市博多を後にし、佐賀県へ向かいました。
途中、大クスがあるという「宇美八幡宮(うみはちまんぐう)」に寄りました。
見事なクスの木がたくさんあってすごかったですよー。
「宇美八幡宮」は博多の東南方向に車で30分程のところにあります。
昨日の神社でも登場した神功皇后の子供が応神天皇を祀っています。
神功皇后が三韓征伐からの帰途に、応神天皇を産んだ地に、敏達天皇3年に応神天皇を祀ったのに始まるのだそうです。
そのため安産の神として信仰されているとのことで、多くの妊婦らしき方がご家族でお参りされていました。神社の名称の『宇美(うみ)』も『産み』の意味もあるとのこと。
鳥居です。
本殿です。
周囲には多くのクスの木がありました。
その中でも大きかったのがこの二つ。
『衣掛ノ森(楠)』
太い根元から木が分かれて出ていました。
そして一番大きかったのはこの『湯葢ノ森(楠)』
「この地で応神天皇を出産し、この樹の下で産湯を使ったということから「湯蓋の森」と呼ばれています」とのことです。樹齢は2,000年以上とのこと。
これ以外にも多くのクスの木があり、心地よい森となっていました。
やはり大きな木や森はいいものですね。
お昼に博多うどんを食べたくてうどん屋によりました。
これが正しい博多うどんなのかわかりませんか、柔らかくのどごしのいい麵でした。こしのある讃岐うどんとは違う趣があって、これもよいですね。
続いて車で30分位、南下し、佐賀県にある「吉野ヶ里遺跡(よしのがりいせき)」に行きました。ここが『邪馬台国(やまたいこく)』だったのではないかと話題になった、大きな弥生時代の遺跡群です。
敷地は広大で、1-2時間では回り切れません。入場券に二日券や年間パスポートがあったのですが、入ってみてその意味を理解しました。
遺跡は何個かのグループに分かれていて、それぞれに再建された家屋等が建っていました。
王がいたと思われる北内郭にある大型建物。
またすごかったのは、古墳のようなお墓、北墳丘墓の内部を発掘した状態で保存した展示。
歴代の王が埋葬されていると考えられるとのことで、14基の甕棺(かめかん。遺体を安置された壷のようなもの)が見つかっているとのこと。
敷地内には公園等もあり、子供も遊べるようです。
天気がよいなか遺跡の合間の道を歩いているのは気持ちがよかったです。弥生時代に、もう高度な文化的生活があったんだなあと感じました。
いました、いました、かわいい「ムツゴロウ」が。潮の引いた干潟にピョコピョコと歩うて(?)いました。
ときどき背びれを広げて威嚇してるような姿も。
5月頃になると雄は背びれを広げて雌に求愛する姿も見られるそうです。
動画でなくて申し訳ありません。
他にも「シオマネキ」(片方のはさみの大きいカニ)もたくさんいました。
彼らは人が近づくと動きを止めるのでなかなかいい写真がとれませんでした。残念。
佐賀市では、ちょっと高級なカレーを頂きました。牛ひれのカレーです。
おいしゅうございました。
ではでは。