27日目 日本周遊 島根から鳥取へ。ヤマタの大蛇か? やっと来れた鳥取
日本周遊 27日目。島根県松江市から鳥取県へ向かいます。鳥取県は出雲の観光のついでに堺港に行ったことがあるだけだったので、初めて鳥取市の方に入るので楽しみです。
「志多備のスダジイ」というシイの巨樹です。
枝が何本にも別れ、確かに出雲の神話に出てくる八岐大蛇(やまのおろち)のようです。
見る角度によりさまざまな表情を見せます。
この木のある「志多備神社」も素敵でした。
そのあと「熊野大社」.へ。
出雲というと「出雲大社」が有名ですが、ここも出雲国一宮になります。
火の発祥の神社とのことで祭神は『伊邪那伎日真名子(いざなぎのひまなご)』でスサノオノミコトの別の名です。そうヤマタの大蛇を倒したあのスサノオです。スサノオは追放されて出雲の国に来たのです。私の勝手な想像ですが出雲の国はかつて大和王朝と争う別の国、豪族がいたのだと思うのです。その独自の文化の結果として多くの伝説や出雲大社があるのだと想像しています。
この川の上流にこの神社の昔の本宮があるとのこと。
立派なしめ縄です。
「鑽火殿(さんかでん)」と呼ばれるところで、出雲大社からここに火を起こす道具をいただきに来る儀式があるとのこと。
藁葺きでできた珍しい造りです。
古代の出雲の想像が膨らむ神社でした。
この後、念願の鳥取に向かいます。
まず「白兎神社」へ。有名な『因幡の白兎(いなばのしろうさぎ)』の神話の舞台と言われる神社です。
兎がここで体を洗ったとのこと。
この島は「淤岐島(おきのしま)」という、兎がいたところだそうです。鳥居が立っています。
しょぼい砂漠だよと聞いたことがあったのですが、どうしてどうして、雄大な景色です。
念願の鳥取、これて満足です。
ではでは。