大阪の住吉大社にお参りしてきました。有名なこの神社にも古代の風と巨樹がありました。
大阪に来たので「住吉大社」にお参りしてきました。
大阪の方にとっては「すみよっさん」と呼ばれる初詣の参拝者数で大阪一位の有名な神社だと思います。ここも日本書紀にも登場する古い神社です。
祀られているのは海の神 住吉三神と、北九州や福井県敦賀でも登場した神功皇后も祀られています。神功皇后は住吉三神の神託により新羅、今の韓国を攻めたことになっています。
この地が昔は海運の要の地であった証ですね。遣唐使の船もここから出ていたそうです。今は海から少し奥まっていますが昔は海に面し、大和の国からここまで海に出ていたのでしょうね。
摂津国の一宮であり、全国にある住吉神社の総本社です。神奈川県の東横線の「元住吉」の名称も、ここが大元ということになりますね。
常夜灯には文化九年と刻まれています。西暦だと1812年、今から211年前です。奉納したのは木材大問屋と書かれていました。この時代は町人が繁昌した時代。おそらく大阪の大商人なのでしょう。
中に入ると大きな太鼓橋が。 結構急で皆恐る恐る渡っていました。初詣の混むときは皆無事に通れるのでしょうか? ご存じの方がいれば教えてください。
本殿が4つあり国宝に指定されているそうです。「住吉造」と言われる古代日本の建築様式地方のこと。
素敵な社殿です。
ちょうど結婚式が執り行われていました。これも素敵です。
ここにも古い神木、巨樹がありました。
クスノキです。
夫婦楠。
千年楠。
見事な木です。
人気のパワースポットもあります。
「五大力の石守」五、大、力と書かれた小石を見つけてお守りにするというものです。
多くに方が小石を探していました。
少し歩くと「おもかる石」がありました。
手で触れた後でで感じる重さで今後を占うというものです。
他にも毎月お参りして集める小さい招き猫やウサギのお守りなど、様々な祈願の種類がありました。
この日も多くの方が参拝されていて、皆の信仰を集めているこを感じる素敵な神社でした。
ではでは。