18日目 日本周遊 九州上陸。福岡の宗像大社は神社だけでなく宝物がすごかった。宮地嶽神社の絶景も。
18日目 日本周遊。山口県下関市から遂に九州上陸。九州には何回か来たことがありますが、車で関門海峡を渡るのは初めてです。東京から1,000kmを超えるところまで来ました。
まずは福岡県の宗像大社に伺いました。古事記等で天照大神(あまてらすおおみかみ)と建速須佐之男命(すさのおのみこと)が行った誓約で生まれたとされる女神宗像三女神を祀っています。航海、交通の神様として崇めれています。
三女神はそれぞれ本土と二つの島に祀られていて、沖の玄界灘に浮かぶ小島、沖ノ島は普段は入れない神聖な土地になっていて、世界文化遺産にも登録されています。
ここ本土側は辺津宮と呼ばれタギリヒメを祀っていますが、残りのタゴリヒメ、タギツヒメを祀る分社も一緒にあります。
鳥居。いい天気です。
入口
拝殿です。
中には多くの歌人の絵もかかっていました。
本殿です。美しいです。
神木がありました。ならの木です。推定樹齢 500年だそうです。
奥に残りの女神を祀る分社と高宮があります。
森の中を進みます。こういう森が保存されてあるところは神社のいいところの一つですね。
途中、「相性の樫(かし)」という木がありました。
『二本の幹から伸びた枝が仲睦まじく交差し合った連理の樹木は男女の絆を深め恋愛が実り末永く夫婦円満の福徳が有ると言い伝えられています』とのことです。
奥の分社です。
タゴリヒメを御祭神とする。)
左がタゴリヒメを御祭神とする第二宮(沖津宮分社)、右がタギツヒメを御祭神とする第三宮(中津宮分社)になります。
更に奥に進むと「高宮」があります。
これは、古代の石の上で神を祀った古代祭祀の跡だそうです。
中には石の段があり、中央に縄があり祀られています。
古代からのパワーを感じます。
さて宗像大社ですごいの「神宝館」。
沖ノ島からの出土品が展示されています。ほとんどが国宝となっているのとこと。
鏡。素晴らしいです。3世紀の物だそうです。他にも多くの鏡がありました。
龍です。飾りとして6世紀の中国で作られたものだそうです。精巧で美しいです。すごい。
これは出土した金銅製の機織り(はたおり)を縮小したミニチュア。
8~9世紀の頃にこんな機織りがあったんですね。
奈良時代に制作された日本最古の彩色陶器だそうです。
他にも勾玉(まがたま)や玉(ぎょく、宝石のようなもの)、珍しいガラスの器などがありました。ここにも古代のパワーがありました。
この地の『宗像(むなかた)』の種族は、韓国、中国への海運のかなめになっていたそうで、そのため大和朝廷からも尊重されていたようです。
沖ノ島では、遣唐使(けんとうし)の終了以降の出土品が少ないそうで、海運の重要性は下がると自ずと『宗像』の重要性も下がったっていうことでしょうか。
結局、用があるかないかということなのかもしれませんね。
小腹がすいたのでみたらし団子を頂きました。美味しかったです。
ホントは沖の大島にある中津宮もお参りしたかったのですが、船便の関係で今回は断念しました。
続いて「宮地嶽神社(みやじだけじんじゃ)」へ。
石段から続く『光の道』が有名です。
本殿。しめ縄がすごいです。
奥には八社巡りもありお参りしてきました。
そして、これです『光の道』。 まっすぐと海まで道が伸びています。
年に2回 2月と10月に、夕陽が道の先に沈むとのこと。一度見てみたいですね。多分、すごく混雑するんだろうな。。。
今回もパワーももらういいお参りになりました。
夜は博多の定番 ラーメンを頂きました。中洲の『麺屋 一矢』へ、
マー油が効いて美味しかったです。
ちょっと疲れがたまってきたので、博多に連泊しようかと思います。
ではでは。