12日目は大阪から明石経由で淡路島に渡りました。以前から行きたくてなかなか行けてなかったので初上陸が嬉しいです。
渡ってすぐ明石焼きを頂きました。サービスエリアなので器がしょぼいですが、熱々で美味しかったです。
これと玉ねぎコロッケ1個が本日のお昼ご飯。
橋は見事ですね。
この橋がなかった時代は、おそらく関西の方にとってもなかなか渡らなかったのではないでしょうか?
今は身近な観光地になっているようで、日曜ということもあって多くの観光客がいました。
島には多くの観光施設がありますが、男一人の私は、そういうところには寄らず、まず「野島断層保存館」へ。
ここは阪神淡路大震災のときにずれ動いた断層がそのままの形で保存されています。
まず震災をイメージした展示が。
高速道路が倒れてショックだった記憶がよみがえります。
長い断層の周りを建物で覆い保存しています。当時の状態がそのまま保存されています。ここの断層がずれたためにあの大地震が発生したのだそうです。
断層のずれがはっきりわかります。ずれたU字構。
上下と横に大きくずれています。
このずれが10数秒の間に起ったとのこと。
すざましい地球の力です。
断面。
この展示の解説の中で、「昔、縄文時代や弥生時代にもこの地で同様な地震が発生していた、しかしその頃は人類の生活にとって大きな被害をもたらさなかったようだ。」のような記述がありました。
そうなんでしょうね。 地震は地球のなせるわざですが、被害が出るのは今の人類の文明のせいなんでしょうね。昔の原始的な生活に戻るべきと言っているのではありません。被害を出ることは人類のせいで、それを被害を最小限にするのも人類がすべきことなんでしょう。
続いて「五斗長垣内遺跡(ごっさかいといせき)」へ。
ここは今からおよそ1,800~1,900年前の弥生時代後期に鉄器づくりを行っていたムラの跡だそうです。そのときの建物や鉄器づくりの場所等が再現されています。
見晴らしのいい丘の上にあり、広々していて気持ちよかったです。
古代の人もこの高台が気に入っていたのではないでしょうか?
桜もきれいでした。
次の「伊弉諾神宮(いざなぎじんぐう)」へ。
日本を作ったといわれる伊弉諾尊、伊弉冉尊。二人が最初に作ったのが淡路島で、伊弉諾尊は後にここに戻って暮らしたとされています。
日本で一番古い神社とも書かれていました。
鳥居。多くの方がお参りに来られていました。
ここにもクスの神木がありました。「夫婦大楠(めおとのおおくす)」
日本のクスがつながっています。
見る角度によって違う表情をみせます。
やはり木には生命の力を感じます。
引き続き淡路島辺りにいる予定です。
ではでは。