日本周遊 11日目。滋賀から大阪へ向かいました。京都、奈良は今まで結構回っていて、これからも行く機会があると思うので、今回はパスしました。というのも4月1日には大阪で阿部真央のライブがあるので、それに参加するのを目的に大阪に車を進めました。
お昼には藤田美術館へ伺いました。私は日本画家「竹内栖鳳(たけうちせいほう)」の大ファンで、その画を観るために行ったのですが、美術館も素晴らしかったです。
藤田美術館は、明治時代の実業家 藤田傳三郎氏とそのご家族が作られたのだそうですが、現在のコンセプトが良かったです。そのコンセプトとは
・受付がなく入館するときは係員とスマホ、クレジットカード等でキャッシュレス決済
・展示の解説は、展示の周りに記述はなく、スマホで見るか、音声で聴く
・展示品は撮影OK(フラッシュは禁止)
展示スペースは照明を落とした暗く、ゆっくりと鑑賞できました。
見たかった竹内栖鳳の「大獅子図」。
パリを訪問したときに多くのライオンのスケッチをし、それをもとに日本で描かれたものだそうです。1902年(明治35年)の作品で、おそらくまだライオンが日本ではポピュラーでなかった時代に、その迫力を、日本画として描き上げたのだと想像します。なーんだ、ただのリアルな絵ではないか、と思われる方もおられるかもしれませんが、画家の迫力を描こうとする、それまでの日本画の手法を超えて描こうとする、その筆致に私は魅力を感じます。
顔の部分。眼や口の周りの描き込み、タテガミなどの毛の表現が好きです。
また国宝の「曜変天目茶碗(ようへんてんもくちゃわん)」がありました。
この微妙は青みは美しかったです。
中国 南宋時代の作品だそうですが、現在、3個しか存在しないのだそうです。
建物はシンプルなデザイン。
中には茶室があり、お茶も楽しめます。
きれいな庭もありました。
さて夜は。阿部真央のライブです。
会場は、なんばHatch。
ここに来るのは初めてです。
大きな建物。
周りには道頓堀川の周りは賑やかでした。遊覧船もありました。
阿部真央のライブは昨年3回行きましたが、今回から声出しOK。久しぶりに皆で大きな声で歌ったり、声援したりと大盛り上がりでノリノリで楽しめました。
阿部真央は、花粉症で喉の調子が今一つだったようでしたが、そのハスキーな声もまた良かったです。 ありがとう、いいライブを!
食事はお昼にお好み焼き(卵付きのオムお好み焼き)と夜は串カツ。
定番、大阪メシを楽しみました。
もちろんビールと共に!
ではでは。