あいしろう blog IMAGINE

想像してみよう。それは何をもたらす? この後どうなる?   ときに楽しい夢を。ときには厳しい視点で。 

日本周遊 まとめ その4。 縄文、弥生時代や古墳時代に思いを馳せる。古代の遺跡も観てきました。

38日間の日本周遊。 神話の背景にもなったであろう遺跡や古墳や博物館も覗いてきました。

 

吉野ヶ里遺跡(よしのがりいせき) 佐賀県

 まず圧倒的だったのは佐賀県の「吉野ヶ里遺跡(よしのがりいせき)」ですね。1986年の発見以来、発掘調査され保存、復元されていて広大な公園にもなっています。

 

 これが卑弥呼のいた「邪馬台国(やまたいこく)」ではないかとも言われていますが、その真偽はともかく、今から2400年程前にこれだけの大きな集落があったことが驚きですね。 王族が埋葬されたところとされる『北墳丘墓』や人を壷のようなものに入れて埋葬する模様などが興味深かったです。 公園も含めると広大な敷地で1日では回り切れない規模でした。

 

f:id:Aishirou:20230506085728j:image



 

www.yoshinogari.jp

 

■五斗長垣内(ごっさかいと)遺跡 兵庫県 淡路島

 淡路島にも弥生時代の遺跡が復元されて保存されていました。この「五斗長垣内(ごっさかいと)遺跡」は、弥生時代に鉄器を作っていた跡だそうです。長年に渡って鉄器を作っていたようで、淡路島が弥生時代に高度な技術を持って発展していたことを物語っています。これがあったから国生みの起源になったのかもしれませんね。遺跡は見晴らしの良くて気持ちのいい丘の上にありました。今でも住んだらいい環境です。昔から人はいい場所を選んでいますね。

 

f:id:Aishirou:20230506085722j:image

www.city.awaji.lg.jp

 

■王塚古墳(おうづかこふん) 福岡県

 古墳にも行きました。福岡県の「王塚古墳(おうづかこふん)」は装飾古墳として有名で前から行きたかったところです。時代としては6世紀頃とのことなので、弥生時代より500~1,000年後くらいになりますね。

レプリカがある資料館の展示説明は充実していて、ここの古墳以外のの古墳のことも分かり、勉強になりました。レプリカは実物大なのでそのサイズや装飾のユニークさを体感できてよかったです。 本物も年2回公開されているそうで、機会を作って見てみたいなと思います。 

 九州には多くの古墳があるそうで、この地が古代に繁栄していたことが分かります。

 

f:id:Aishirou:20230506085732j:image

 

www.town.keisen.fukuoka.jp

■博物館など

 まめに博物館を回ったわけではありませんが、各地の博物館に入るとその地の歴史に思いを馳せることができて楽しいです。

 

秋田県立博物館 秋田県

  大和王朝から遠い東北の地の歴史がよくわかりました。縄文、弥生時代から権力者に統治されていく歴史を感じました。

 

www.akihaku.jp

 

・古代あさご館  兵庫県  朝来市 

 道の駅で見つけました。この地にも古墳等があることが分かって面白かったです。

 

www.asabura.jp

 

宗像大社 神宝館 福岡県 宗像市 

 ここのお宝はすごかったですね。日本だけでなく中国等からの古代の宝物がたくさん出土し、保存されていました。海運のかなめとして古代に発展していたことがうかがえます。

 

f:id:Aishirou:20230506085725j:image

 

munakata-taisha.or.jp

 

古代って謎が多いので、その分、自分勝手に想像ができて楽しいです。 

 

ではでは。