日本周遊 35日目。ここでカミさんは帰るので空港まで送りに行き、秋田まで北上しました。
送りに行った山形 庄内空港の「どうする家康」の看板。
酒井忠次役の大森南朋さんがメインの位置に。山形 庄内藩は酒井家が治めていたからですね。
秋田に北上する途中はまた山がきれいでした。最初の写真がその一枚。鳥海山ですね。山形から秋田にかけて雪山の景色が美しかったです。
秋田市に入りました。秋田県では大館や角館は行ったことがありましたが秋田市は初めてです。
まず秋田のことを知ろうと思い「秋田県立博物館」に行きました。秋田市の郊外ののどかな土地にありました。
歴史や自然の素朴な展示でしたが各所に工夫がされていて見やすく勉強になりました。
縄文時代、弥生時代の遺跡があり、その頃から人は住んでいたとのことですが、古代には大和朝廷はここまで支配していなかったそうです。古墳時代の古墳も秋田にはないんですね。
ここを支配していた土着の豪族がいたそうで、その後、いろいろな争いののち本格的に中央集権で治められるのは、平安時代、平泉で奥州 藤原氏が統治を始めてからだそうです。北の土地柄、日本だけでなく北海道とも古くから交易があったようです。
その後も南部の種族が出入りして統治し、幕末では最初は幕府側だったところを反幕府側に変わったり、近くは昭和に大凶作があったり、激動の苦労の多い歴史があったそうです。冬は寒さも厳しい土地ですし、独自の歴史がありますねえ。日頃あまり考えたことがなかったので勉強になりました。
夕方、市内をちょっと散歩しました。
他にも素敵な建物がありました。
「あきた芸術劇場ミルハス」だそうです。
これは「秋田市文化創造館」だそうです。
夕陽と噴水、桜が綺麗でした。
「秋田市立赤レンガ郷土館」だそうです。
変な像発見。可愛い。
夜は川反(かわばた)の飲み屋街へ。
ほっき貝の刺身や豚の角煮などをつまみに一杯。
ごちそうさまでした。
ではでは。