あいしろう blog IMAGINE

想像してみよう。それは何をもたらす? この後どうなる?   ときに楽しい夢を。ときには厳しい視点で。 

37日目 日本周遊 秋田 横手市で原画を見ながら漫画に思いを馳せる 大杉も

日本周遊 37日目。 昨日、秋田県男鹿半島を周った後、横手市まで来て宿を取りました。この地は初めて訪れます。

 

ここには「横手市増田まんが美術館」があるんですね。漫画好きの私としては行かないわけにはいきません。

この地は漫画家 矢口高雄さんの故郷で、当初はここに矢口高雄さん記念館を作ろうという企画だったそうですが、矢口さんのアドバイスもありこまんが美術館になったのだそうです。矢口高雄さんは私の好きな漫画家の一人です。

 

早速、入り口の地面に「釣りキチ三平」の三平の絵がありました。この漫画は矢口高雄さんの代表作で釣り好きでもあった私は愛読していました。

 

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立派な建物です。横手市で運営されているようです。

 

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特別展として雑誌 イブニングの展示をやってました。 イブニングって休刊してたんですね。知りませんでした。 

 

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イブニングの漫画はほとんど知らなかったのですか、これは知っています。


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これもイブニングだったのですね。


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他にも多くの作品の原画が展示されていて、読みたくなりなました。

 


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休刊後はネットで新たに連載をするそうです。


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館内には矢口高雄さんの絵がそこかしこにありました。


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ステンドグラス。
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トイレの床にも。
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以前、別の記事で書いたことがありますが、私は学生時代に漫画を描いていました。高校生のときには矢口高雄さんのプロダクションに見学に行き直接ご本人とお話したことがあります。そのとき矢口高雄さんは丁寧に私達と話をしてくださいました。なんで漫画を描いてるんだ? どうしたいんだ? 何か聞きたいことはあるか?そんな会話だったように思います。だいぶ前のことで私もすごく緊張していて記憶が曖昧なのですが、矢口高雄さんが丁寧に真摯に対応してくださったことは覚えています。

 

 この美術館は矢口高雄さんのアドバイスもあり、なるたけ漫画の原画を展示し,今では多くの原画を保管しているそうです。

 

原画を保管している蔵がありました。

 

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中ではディスプレイモニターを操作して各作家の原画の画像を閲覧できました。

雑誌や本だけでなく原画を保管して閲覧できるようにしていることに頭が下がります。

 

地方でこういう試みをしているのはいいですね。

やっぱり漫画っていい文化です。

 

美術館で漫画に浸った後、また巨樹を見に行きました。「筏の大スギ(いかだのおおスギ)」です。

秋田で一番の大きな杉の木だそうです。

見事な木です。

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推定樹齢千年以上だそうで、今では成長が止まりながらもどうにか生き永らえているとのこと。


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これからも生き続けて欲しいものです。

 

横手市には「横手やきそば」もありますね。残念ながら食べ損ねましたが、お土産で麺を買いました。 家で作って食べてみたいと思います。

 

ではでは。