日本周遊 3日目です。気にしていた天気は晴れてよかったです。また翌日から悪くなるようですが。
浜松市からまず小國神社に向かいました。今の静岡県の西部、遠江国(とおとうみのくに/とほたふみのくに)の一宮です。創建は555年の鉄明天皇に端を発するとのことで古い神社です。
大国主命(おおくにぬしのみこと) いわゆる大黒さんをお祀りしていました。
杉の皮をふいた素敵な色合いの社殿です。
参道の杉並も見事
神木だった樹齢千年余りといわれる大きな杉の木の根元が、保存されてました。
打ち出の小槌
山の上に本宮 奥磐戸神社があるとのことで、そこは行き損ねました。残念。
その後寄った天竜浜名湖鉄道車両基地。エヴァンゲリオンで有名になりましたが、残念ながら時間が合わず見学は叶いませんでした。
それから宿泊地の飯田市まで車を走らせました。
飯田市で想定外に素晴らしかったのが旧小笠原家書院。近代建築の資料館が、お目当てだったのですが書院の建物が良かったです。
小笠原家は天皇の地を引く源氏の流れとのことで、徳川家に仕え江戸に居を移した後、この地に戻り旗本をされていたとのこと。その江戸時代の住居でもあった書院が保管されていました。
係の方が丁寧に説明してくださり理解が深まりました。 すばらしいのでもっと宣伝した方がいいと思いました。
素敵な表
書院内部。 上質な木材がつかわれた趣のある部屋でした。
これは釘隠しですが、清和源氏の笹竜胆(ささりんどう)だそうです。
清水寺のように崖の上に支えられていました。
お目当ての資料館の建築も見事。妹島 和世(せじま かずよ)さんの設計です。
桜もきれいでした。
夜は飯田市で焼き鳥で一杯。いいお酒でした。
ではでは。