日本周遊 23日目.昨日のあいみょん のライブの余韻が残っているなか「軍艦島」、へクルーズで行ってきました。
「軍艦島」、正式名称は「端島(はしま)」というそうで、石炭の炭鉱があって栄えながら廃坑に伴い今や廃墟となってしまった小さな島です。
テレビでもよく紹介され、007や進撃の巨人の撮影に使われたり有名なところですね。
クルーズは午前と午後の便があったのですが午前の便を選びました。
なかなかカッコいい船です。
2階の席のプレミアムコースと1階の自由席のスタンダードコースがあり、私はスタンダードコースを選びました。船上で観光するときは立ってデッキで撮影でき、上陸するときもプレミアムコースの人が出入りを優先されるくらいだったので、スタンダードコースで特に問題ありませんでした。
「軍艦島」まで片道45分くらいかかりますが途中の船内でガイドの方から面白くエピソードを交えながら長崎の歴史や遺産などの解説があり退屈はしませんでした。
まず島の周囲を遊覧してくれます。
ホントに軍艦のようなシルエットです。
壊れかけのビルの姿が異様です。
島というより小さな岩礁の周りを拡大してその上に建物を建造したものだそうです。
人口密度は東京以上だったそうで炭鉱が繁昌したので働いている人も裕福だったそうです。
この狭い敷地で大人も子供も生活をしてたのだとか。
石炭の需要が減ったために廃坑になり1974年に廃山になったようです。
波が荒いと上陸できないのですが今回は幸運にも上陸できました。最近はしばらく上陸できない日々が続いたそうです。
上陸すると建物以外に瓦礫も目立ち、またその上に草が生えています。
建物等の崩壊の危険があるため今は定まった場所からしか観光できません。
3ヶ所のスポットより観光できました。
建物や昔の生活のことなどをガイドさんが解説してくれました。
この波を止める石垣が、明治時代からのもので、世界遺産になっているそうです。
次の写真の建物は日本で最も古い高層住宅だそうです。
もうボロボロです。今も壊れ続けているそうです。
観光しながら遊歩道を歩いているとふとギリシャのパルテノン神殿などの遺跡を観光したときを思い出しました。
そうどちらも人が繁栄した後に衰退した廃墟なんですよね。
時代、時間軸が全然違いますが、人の繁栄の虚しさが胸をよぎりました。
これは一部で話題のステルス艦でしょうか。
昼食は、長崎発祥という「トルコライス」。
複数の国の味をミックスしてるので、その中間地点の国、トルコの名をつけたのだとか。
そういえば「トルコ風呂」なんていうのが昔ありましたねえクレームがあってその名は消えましたが・・・・
島原経由で熊本市に行くことにしました。
噴火した雲仙 普賢岳。あの火砕流のすざましさは記憶に残っています。
平成新山という名前がついていました。
火山というのは地球のニキビですね。
大地や山は、地面の皺でありニキビなんですよね。それが少しズレると地震。
その上に住んでるんですね、私達は。
島原港からフェリーで熊本に渡りました。30分程で着きました。フェリーは運転を休めるので楽です。
夜は熊本名物、馬刺しで一杯
このさつま揚げも美味しかったです。
ごちそうさまでした。
ではでは。