あいしろう blog IMAGINE

想像してみよう。それは何をもたらす? この後どうなる?   ときに楽しい夢を。ときには厳しい視点で。 

クロアチアのドゥブロヴニク、フヴァル島、プリトヴィッツェ等(クロアチア):ヨーロッパ(欧州)旅行地 ランキング 私的ベスト30: 第2位

 第2位はクロアチア(英語読み クロエイシャ)です。 クロアチアというと何を思い浮かべるでしょうか? サッカー? 日本もワールドカップでも対戦しましたよね。手強いです。東ヨーロッパの国? ユーゴ(ユーゴスラビア)だった国? おそらく普通の方にはまだ馴染みの少ない国ですがヨーロッパ観光好きにとっては今や話題の国です。欧米人にとってもユーゴからの独立、EU加盟と至って美しい国としてここ10年位、話題のようで、多くの観光客が訪れています。歴史的な街がその街並ごと数多く残っていること、そして美しい海に、山や川などの自然の絶景があり、多くの見どころあるところが大きな魅力になっています。そして綺麗な海を楽しむリゾート地としても人気です。

 

 場所は、イタリアに向かい合うようにアドリア海に沿って広がっています。海に面したその地域の利点を活かして、中世の時代から貿易の拠点として発展したそうで、そのときの繁栄を残すように歴史的な街が残っています。

 

 まずはドゥブロヴニクアドリア海の真珠とも呼ばれるこの街は、海に飛び出したように矩形の地を城壁が囲み、その中に所狭しとオレンジ色の屋根の建物が並ぶ、確かに真珠と呼ばれても納得してしまう大変美しい街です。街や城壁を歩いても楽しいですし、丘の上から眺める街は絶景です。

 

 他にも宮殿の美しい大都市スプリット、かわいい街トロギールなどが海沿いにあり、またちょっと脚を伸ばして隣国モンテネグロにあるコトルという街も素敵です。

 

 スプリットから海をフェリーで渡るとそばにフヴァル島という島があります。ここはラヴェンダーの産地として有名でアドリア海の美しさを満喫できるリゾートの島です。メインの街フヴァルには港があり多くのヨットが並び、港沿いにはラヴェンダーやお土産を売ってる露店、そして狭い街路を歩くとレストランやかわいい雑貨屋とかが並んでいます。 ちょっと観光地っぽさが濃厚ではありますが、きれいな海を感じながらの散策は楽しいです。他にもヨーロッパ初の公共劇場や、城壁などが観られます。またイタリアのカプリ島にも負けないと言われる青の洞窟もあり船で渡って観られるとのこと。 残念ながら私は船の予定が合わず観られませんでした。 

 

 ここフヴァルだけでなくどこの街でもアドリア海の海は澄んでとても綺麗で、私は9月に行ったのですがまだ泳いでいる人がいました。

 

 内陸に脚を伸ばすとプリトヴィッツェ湖群国立公園があります。 世界遺産のこの公園では、青い湖に滝と木々の緑が織りなす絶景が観られ、最近ではテレビでもよく紹介されていますね。国立公園内には整備された遊歩道があり、気楽に散策できます。また電気で駆動するボートや列車、バスを使って回ることもできます。どこを廻っても全て撮影ポイントのような公園でした。 私はそばのロッジのような個人経営の宿に宿泊したのですが、余談ですがそこで購入した蜂蜜は日本では味わったことのないとても濃厚な味でした。

 

 首都はザグレブで内陸にあり、サッカーの三浦知良がプレーしたチームのあった街としても有名です。 ここの聖マルコ教会は屋根がモザイクで紋章が描かれかわいらしく私のカミさんのお気に入りの一つです。 西欧とは違うどこか素朴さを感じる街でした。

 

 食事は海沿いではシーフードが、内陸は肉の煮込み料理とかが美味しかったです。

 

 私はいつものようにレンタカーで廻ったのですが道路も整備され全然問題なく運転できました。驚いたのは海沿いの一部だけボスニア・ヘルツェゴビナが飛び出しているため国境があり、その検問を通らないといけないところ。たかだか数km程度の別の国を通るために入るのと出るのに2回の検問がありました。1回はそのままスルーで通過しようとして強制的に止められてしまいました。 特にお咎めはありませんでしたが。。。

 

 またどこを訪れても宿やレストランの方々等はとても親切で好意的で、治安も悪くなさそうで安心して廻れました。

 

 知合いの話によると他にもまだ知られてないような絶景ポイントもあるようで、まだまだ開拓したいクロアチアであります。

ではでは。

 

 

 

 

クロアチア (文庫クセジュ)

クロアチア (文庫クセジュ)

 

 

 

 

 

 

 

最新 ヨーロッパの人気世界遺産めぐり

最新 ヨーロッパの人気世界遺産めぐり

 

 

 

フィガロ ヴォヤージュ Vol.15 地中海の島へ。(青い空と海、幸せなのんびり暮らしを訪ねて) (FIGARO japon voyage)

フィガロ ヴォヤージュ Vol.15 地中海の島へ。(青い空と海、幸せなのんびり暮らしを訪ねて) (FIGARO japon voyage)