16日目です。
「備後府中焼き」というのがあるのですね。知りませんでした。
広島県東部、備後(びんご)の国のお好み焼きです。お肉が挽き肉になっています。
ぱりぱりした美味しかったです。
福山城にも行きました。
残念ながら天守閣は空襲で焼けたそうで再建されたものです。
水野勝成の築城だそうです。中に博物館があり、水野家や、発展させた阿部家のことをよく知らなかったので勉強になりました。
そのあと、「鞆の浦(とものうら)」 に行きました。ジブリの『崖の上のポニョ』の街のモデルになったので知っていたので行ってみました。
着いたらまず腹ごしらえ。
鯛めしと鯛のお刺身等のセット。おいしゅうございました。
そのあと散歩しました。常夜灯です。
雰囲気のある港と街並み。
海流がぶつかるところの海の難所の避難場所として発展したとのこと。
素敵なレトロな建物が残っています。
細い路地。さすがに車は通れません。
いい時間を過ごせました。
続いて瀬戸内海、しまなみ海道にある大三島にまで足をのばしました。
目的は「大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)」です。愛媛県今治市になります。
鳥居。
ここは大山積神(おおやまづみのかみ)を祀っています。イザナギの命、イザナミの命の子供で、天照大神(あまてらすおおみかみ)とは兄弟の関係になります。
三島神社の総本社でもあり、山の神・海の神・戦いの神を祀る神社として歴代の朝廷や武将から尊崇を集めたそうです。
社殿等も趣があります。
拝殿、本殿は国の重要文化財だそうです。
ここはクスの木でも有名です。
「能因法師 雨乞いの楠」
樹齢3,000年だそうです。残念ながら今は枯れています。
中央には「乎千命(おちのみこと)御手植の楠」があります。
樹齢2,600年だそうです。
威厳を感じます。
周りは「鎮守の森」として多くのクスノキが群生しており天然記念物に指定されているそうです。
他にも驚いたのは「宝物館」です。
撮影できないので残念ながら写真はありませんが、多くの鎧に兜(甲冑)や刀、鏡が保管され、中には国宝、重要文化財が多くありました。
戦の神とのことで、多くの武将等が奉納されたようです。
中には源頼朝、源義経の甲冑もありました。昨年、『鎌倉殿の13人』にはまっていたので親近感がわきました。
私も色々旅してきましが、こんなに多くの甲冑を見たのは初めてです。調べたら、「現存する「甲冑」で国宝と国の重要文化財に指定されている武具の40%が大山祇神社にある」とのこと。すごいです。
禽獣葡萄鏡(きんじゅうぶどうきょう) という 唐代中国の古い鏡もありました。昔、教科書で見た記憶が。
この宝物館は一見の価値があります。
庶民的な鉄板焼きさんでしたが盛付がきれい。
お好み焼き。そばのはみ出し感がすごい。
お腹いっぱい。
ではでは。