9日目 日本周遊 三重 松阪でまた感動の巨樹。鳥の焼肉に桜も堪能。
9日目です。和歌山県の紀伊半島南部は2回程、旅行したことがあるので、三重県熊野市から北に戻り、まず松坂市を目指しました。
ここにもありました。素晴らしい巨樹が。
水屋神社の大クスです。
その大きな姿、高さ、広がりに圧倒されました。
この「水屋神社」には、伊勢神宮に祀られている日本の神々の頂点ともいえる天照大神(あまてらすおおみかみ)が、奈良(大和)の春日の神、天児屋根命(あまのこやねのみこと)と出会い、石を投げることによって伊勢と大和の国境を決めたという逸話が伝えられているとのこと。その石を落ちたときに川の水のしぶきを被ったことにより「水屋」と呼ばれているようです。
昔の民族間の争いや和解を表しているようで興味深いです。
大きな水桶があります。
こじんまりしながら、趣のある社殿です。
社殿の裏にその大クスはあります。
根回り29メートル、樹高35メートル。樹齢はこれも千年以上だそうです。
根が大きく広がって大地をつかんでいます。
そばを流れる川には、国境を決めたときに投げられた石と伝わる「礫石」(つぶていし)があります。
桜もきれいです。
さて松坂市の重要な目的は「前島食堂」。『孤独なグルメ』で紹介された、鳥肉を焼く、焼き肉のお店。
AM11:30頃に行くと既に行列ができていましたが、20分ほどで入れました。
鳥肉です。ニンニク入りの味噌だれがついています。
若どり、きも、せせりの3種類のお肉を注文しました。後、親どりもあり肉の種類は合計4種類。
こうやって自分で焼きます。鳥肉なので十分火を通す必要があります。
ホントはこれでビールを一杯といきたいところですが、車なので我慢。場所柄、車じゃないと行けないところなので、そこが残念。
どうもこの地方は、鳥肉を焼肉にする習慣があるようです。他にも道すがらそういうお店を何件か見ました。松坂と言えば牛肉が有名ですが、鳥肉を楽しむというのは興味深いですね。
その後、忍者で有名な伊賀に向かいました。
伊賀上野城の桜がちょうど見頃できれいでした。
高い石垣。高さは約30メートル。大阪城と並んで日本一の高さだそうです。
伊賀に宿を取りました。
ではでは。