大友克洋 AKIRAセル原画展を観てきた。やっぱ原画はすごい。絵の力ってすごいなあ
東京 池袋で開催されている 大友克洋全集「AKIRA セル画展」に行ってきました。ちょっと懐かしい88年のアニメ『AKIRA』。しかし原画を観るとその緻密さ、迫力が凄まじく、時代を感じさせない威力がありました。
私が尊敬している 偉大な漫画家 大友克洋さん。 私のマンガ Top50の第1位は大友克洋さんの『童夢』であり、漫画家としても間違いなく大友さんが私にとってのTop1です。
その大友さんが自ら監督した88年公開のアニメ『AKIRA』から、今回はセル画や元になった原画、設定稿などが展示されています。この展示会も大友さん自らが企画構成したとのこと。
展示は、ポスターや雑誌のために描かれた各1枚のカラー原画から始まります。アクリル絵の具で描かれているのかな? 金田や鉄雄の佇まいがいいです。
その後はアニメの原画が「NEO TOKYO」「NIGHT-MARE」「catastrophe theory」のシーンに分かれて並びます。 中でも鉛筆で描かれた原画がすごいですね。描かれている線に迷いがなく、緻密に描かれています。私も少し絵を描くのですが、いつも線に迷いが出て、何本もの線になってしまいます。 まあアニメではそれは許されないですからね。とはいえやはりこれらの絵の技術はすごいです。
セル画や背景の絵もよかったですが、特にメカや建物、街等の設定稿にあたる原画がすごかったです。 これらの画が大量にあってあのアニメができているんだなあと改めて実感しました。
途中、クマさん「ナイト・ベア」が撮影スポットとしてありました。
自分が入って記念撮影もしてくれました。
展示の最後にはメッセージボードも。ファンの熱い想いを感じます。
イラストが上手いですね。
Tシャツなどのグッズ販売もあります。現地だけで買える「大友全集Tシャツ」は数量限定、抽選販売で、残念ながら抽選にハズレて買えませんでした。。(悲)
たのグッズは通販もされています。
残念ながら東京の展示会のチケットは既に売り切れているようです。
でも展示会のいけない方でも原画等は下記全集にも掲載されていますよ。
やっぱり大友克洋さんは偉大です。
ではでは。