話題のジブリ、宮崎駿の10年ぶりの新作「君たちはどう生きるか」を観ました。心に沁みいる内容でしたが、消化するにはもう少し時間を置きたいと思いました。
内容を細かくは語りませんが、主人公、塔の不思議な世界と生き物、母、父、親戚、おばあちゃん達などが絡みあい、とても深みのある構成でした。それぞれのキャラクターは、宮崎駿さんらしい安心できる部分と新鮮な部分があって楽しかったです。
絵の造りも背景をわざとぼかした描き方などが印象的でした。
あいみょん が声優初挑戦。重要な役回りの中、なかなか良かったです。あいみょんはジブリ大好きで有名で、初期の曲「どうせ死ぬなら」で、”来世はジブリの助手をしている”と歌っています。こういう形で参加できて本人も喜んでいるんだろうな。ほんと、いろんなところで大活躍ですね。
米津玄師の楽曲「地球儀」もいいですね。
本作は、結局、タイトルが示す通り、どう生きるかなんだよ! という、現代の人や社会への警鐘、メッセージなんだろうな。
元になった小説『君たちはどう生きるか』(吉野源三郎作, 1937年)をまだ読んでいないので読んでみようと思います。
ではでは。