あいしろう blog IMAGINE

想像してみよう。それは何をもたらす? この後どうなる?   ときに楽しい夢を。ときには厳しい視点で。 

28日のNHK「ダーウィンが来た」は良かった。北海道でワシのレスキュー活動。頭が下がります。支援もできますよ。

 5月28日(日)にNHKで放送されたダーウィンが来たの「巨鳥を守れ!オジロワシレスキュー」はいい放送でしたね。

 

 現在、北海道の道東で増加傾向にある大きな鳥、オジロワシ。増加しているのは人間の生活のため食料等が豊かになったためだそうで、一方、人間の生活にかかわるが故の事故があるとのこと。その事故でケガをしたワシを救うため、事故を防止するために活動している獣医師などの人々がいます。今回の放送ではその活動を紹介していました。

 

 浜辺で羽根が折れたワシの救助、折れたくちばしを歯科医の協力を得て人工のくちばしを取り付ける治療、事故で死んだ鹿に群がって事故に合うワシがいるため鹿を隠す方法の考案、道路や電柱の危険な場所に近づかないような工夫など多くの活動が紹介されていました。 

 

 オジロワシは、人を恐れない、ある意味、人なつっこく、餌をとるために人里に近づくため事故に合う数が他の鳥よりも多いそうです。

 

「かわいそうだからと救っているのではない。人のせいで事故にあったのだから、その責任を感じて救い、対策をしているんだ」という主旨の獣医師 齊藤慶輔さんの言葉は胸を打ちます。

 

www.nhk.jp

 

 

 私はワシやタカなどの猛禽類の鳥が好きです。特にオジロワシのような大きなワシはいいですね。いかにも肉食という鋭い眼光のあるキリっとした表情、大きなカギ爪を持ち獲物をワシづかみする脚、そして大きな羽根を羽ばたいて飛ぶ姿。その雄大さに魅力を感じます。

 私は北海道の道東の釧路、根室の地区に観光に行ったことが数回あるのですが、そのときも釧路湿原根室の海岸でオジロワシを見たことがあります。その雄姿に心がときめきました。

 

 ワシだけでなく釧路、根室の地区には雄大な自然があります。釧路湿原霧多布湿原根室の湿原、それぞれの海岸や岬から見た風景。そこに居るだけで心が洗われる大好きな場所です。是非、また訪れたいと思っています。

 

 そんな道東の釧路に「釧路湿原野生生物保護センター」という国の施設があります。そこは見学ができ私も訪れました。道東に生息する生物の生態などを紹介する展示があり、保護された鳥類等を保護するゲージ等がありました。

 

 

内部の展示

保護されているオジロワシのゲージ

 

 キタキツネも来ていました。

キタキツネ

 

 そう、ここが今回、テレビで紹介されたレスキュー活動をされている団体「猛禽類医学研究所」の拠点なのです。

 

www.irbj.net

 

 先に書いたように「人のせいで起きている事故を補うための活動」、 そのために日々、大変な活動をされていると思うと頭が下がります。活動は国の事業になっているそうですが、保護した鳥類で野生復帰できない個体を野生復帰できるよう飼育することは国の事業にはなっていないそうで自費で運営しているとのこと。そのためのサポートも受け付けているとのことです。

 

www.irbj.net

 

このダーウィンが来たは、NHK+で6月4日19:30まで見られるそうです。興味はある方は観られてみては?

 

https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2023052829216

 

ではでは。

 

 

 

 

 

 

www.nhk.jp

www.env.go.jp