ロワールの古城巡り(フランス): ヨーロッパ(欧州)旅行地 ランキング 私的ベスト30: 第15位
フランスの中央を流れる大きな川、ロワール川。その流域に中世のお城がたくさん残っています。場所はパリから130㎞程西に向かったところにある街オルレアン(Orléans)辺りからトゥール(Touls)、アンジェ(Angers)という街辺りまでにお城が点在しています。
城は大きな建物で、またその敷地の庭等も広大で当時の王族や貴族の繁栄を感じることができます。その広大なお城を愛人のための別荘に使っていたという話もあってなんて贅沢なと思ってしまいました。またヨーロッパの石の建造物を巨大に作るとこうなるんだあ、と木造の日本の建築物との違いも実感しました。
これらの王族の贅沢三昧は、最終的にはフランス革命によって倒される訳で、賞賛されるべきものではないのかもしれませんが、歴史の事実の記録として、また建造物や工芸品等の美しさを感じれたのは良かったです。
横に広く壮麗で美しく絵になるファザードのシャンポール城(Chambord)、川に浮かぶように建つシュノンソ―城(Chenonceau)、尖がった屋根が印象的なショーモン城(Chaumont)が記憶に残っています。 18位に上げた戦車博物館のあるソミュールもこの地域で、ソミュールにもお城はあるのですが残念ながら私は観ていません。
ちなみに日本ではヨーロッパのお城と言えば、ディズニーのシンデレラ城のモデルになったと言われるドイツのノイシュヴァンシュタイン城が有名ですが、これは狂王としても有名なルートヴィヒ2世が中世のフランスの王族、貴族文化の憧れから19世紀に建造した、比較的新しい物で、言っちゃ悪いですがコピー品です。
レンタカーを借りて数日間廻るのにはいいコースです。 バスツアーやドライバー手配の方法もあるそうです。
ロワール川流域は白ワインの生産量がフランスでも1位を誇る程、ワインでも有名なので、お城巡りをしながらワインとフランス料理を楽しむのはいかがでしょうか?
ではでは。
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