あいしろう blog IMAGINE

想像してみよう。それは何をもたらす? この後どうなる?   ときに楽しい夢を。ときには厳しい視点で。 

忌野清志郎。愛し合ってるよーっ!!

 昨日5月2日は忌野清志郎がこの世を去った日。もう6年がたった。いつもゴルーデンウィークは毎年恒例になっているトリビュートライブ「忌野清志郎 ロックンロールショー」に行く。今回も行った。

 今回は、トータス松本RCサクセションのいつものライブスタイルのように「よォーこそ」で始め、盛り上がったいいライブだったなあ。

 今回、井上陽水が初めて参加して清志郎との共作「帰れない二人」そして未だにメロディが頭に浮かぶという「忙しすぎたから」を唄ったのはよかった。

 清志郎の魅力は語りつくせないんだけど、私が好きなポイントは

・自分の主張、好みがはっきりしていてそれを元に活動している。
  ・しかしなかなか周りの人は評価してくれない。
    多分、そんなことしてる暇があったら皆に喜ばれるような行いをしていなさい と言われがちだったに違いない。

・他人に媚びない。

・人や自然の本質的なことを基礎としている。 本能的。 野生的。

・言いたいことを表現する。(お音楽という媒体で)

   言いたいことを言えない環境よりストレートに表現してくれるこういう人がたくさんいる環境の方がいいよね。

aishirou.hatenablog.jp

・通常は非常にシャイで無口。でも表現するためにパーフォマンスは装飾し派手にする。

・常に変化しようとしている。・

・それらの姿勢を貫き通しつつ想いや、ユーモアのある、愛してる人にささげる愛のある詩。

・オーティスレディングなどのR&Bが根底に流れる楽曲。

 

 あれだけ怒ったり、爆発していたのに「人生っていいもんだよ」的な発言をしてたのは、いいなあと思う。

 

最後に清志郎の歌った「イマジン」にリンク。


忌野清志郎 IMAGINE - YouTube

 

 IMAGINEして愛し合おうよ。

 ではでは。

 

5/2のNHKの番組でも話題になった名盤。

今回初めてオリジナルのアナログ・マスターからリマスタリング

シングル・マン+4

シングル・マン+4

 

 

 井上陽水がメロディが頭から離れないという「忙しすぎたから」収録。

楽しい夕に

楽しい夕に

 

 

 RCサクセションがライブはこれで爆発した。リマスター盤。

ラプソディー

ラプソディー

 

 

今週のお題ゴールデンウィーク2015」

 

関西 春の旅 (その2 )大阪 観心寺から天屋山金剛寺、當麻寺、奈良飛鳥へ。

  だいぶ時間が経ってしまったが、関西旅行の続きの話を。

 旅行二日目は、まず4月17日、18日だけに開帳される観心寺の如意輪観音像(国宝)を観に行った。そばに宿泊していたので朝9時前には到着。朝一番はお寺内でお経をあげる等の式がまずあるようで仏像の公開は10時か早くても9時半位とのこと。

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 その前に境内をぶらぶらした。宝物館には古い他の仏像が色々あり楽しめた。

<インド風の像も庭にあり。>

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 また楠木正成首塚もあった。何も知らなかったのだがこの地は正成の生地で、彼はこの寺の奉行でもあったとのこと。これまでは歴史でちょっと聞いたことある位だったのだが、今回の旅行で正成の存在を再認識した。彼は武人のありざまとして偶像化されたり、その動きに否定的な意見もあるようで物議を醸してるようで。

楠木正成首塚

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 開帳前の9時過ぎには既に100人位だろうか、多くの観覧者が列を作った。さすがに国宝の御開帳ともなると平日でも人気がある。列ではボランティアのガイドさんもいて色々歴史やこの地方のことを教えてくれた。そうこうしてるうちに、幸いにも早く9時半には堂内への案内が始まった。

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 如意輪観音像そのものは、丸みをもって少しなまめかしいまなざしのお顔がよく、片膝を立ててる体もなまめかしくてよい。 普通は四天王とかの力強い像が好みなのだが、このなまめかしさ、優しさは私を惹きつけるものがある。やはり写真で観るより実物がいい。作りは木像だが木目がきれいなのと、保存状態がよく色彩もきれいだ。手が6本あって、それぞれ物を持ったり頬を支えたりしていて、それぞれに意味があるそうだ。

 像やお堂の中は素晴らしかったのだが、観覧に来ている人々のマナーはちょっと頂けなかった。早くから来て並んだからというのは理解できるが、お寺の僧の方の説明が終わった後も、最前列に陣取った人々が座り込んで長く居座っていたのだ。後ろから観たい、観たいと人が押し寄せるので一時は押し合い圧し合い状態になり、将棋倒しになるくらいちょっと危険な状態になった。そんなこと起こってることはお構いなしに最前列は座り込んで居座っていた。公共の場での自分中心のわがままな振る舞いはホントに困ったもんだ。最近、まわりへの気遣いがない人が増えてると思う。自分も気を付けないと自省した。

 観心寺の後は、もう一つ国宝の剣(無銘附黒漆宝剣拵)を公開しているというそばの天屋山金剛寺へ。剣だけでなく仏像も観られてよかったのだが緑色の桜の花を観れたのは嬉しかった。

<なぜか中央に蛙が。。。>

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<素敵な庭>

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<緑の花の桜:御衣黄という品種>

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 次は奈良 飛鳥の方に向かったが、途中、當麻寺へ寄った。

 七世紀創建の古いお寺で古い仏像もあるとことだったので寄ってみた。あまり期待してなかったのだがこれが良かった。広い境内に二つの三重の塔(国宝)。お庭もきれい。

 仏像は飛鳥時代の四天王が渋い。奈良時代以降の四天王のような動きやこわばった表情はなくほぼ直立していて表情はおだやか。ただ何ともいえないオーラが出てるような迫力があった。

www.taimadera.org

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<三重塔。二つが同時に観れるのはここだけらしい。>

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 當麻寺でお昼を取って午後は飛鳥へ。奈良にはよく来てるが飛鳥はいつも電車で素通りしていた。古い土地だし、高松塚古墳の絵はレプリカしか見れないし、あまり重要視してなかったのだけど今回行って想像していたよりよかった。

 まず日本最古の寺と言われる飛鳥寺へ。”最古”ってことに魅力を感じる私は一度は来てみたかったところ。6世紀末に創建されたそうでその当時からの姿を残しているとされる大仏がある。また大化の改新蘇我入鹿首塚が寺の西側にあった。

 <蘇我入鹿首塚

 

 

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ここは仏像などの写真を自由に撮れるのがいい。

<飛鳥大仏、像高は270㎝余り>

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<面長のお顔。初期の仏像は韓国の影響か面長のものが多い。傷はあるが精悍なお顔。>

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聖徳太子像>

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<周囲はのどかな風景が続く。いい感じ。>

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 この後、他のお寺も廻りたかったが時間がなかったの石舞台遺跡大神神社へ。

 石舞台遺跡は期待してなかったのだけど、のどかな風景の丘の上に大きな石が組まれて並んでる姿はいい感じ。蘇我馬子の墓(埋葬626年)という説が有力とのことだが、よくもこんな大きな石を人力だけで運んで組み立てたよなと感心してしまう。ま時代としてはずっと古いがイギリスのストーンヘンジ(こちらは紀元前2000年~2500年)を観たときのオーラというか不思議さと似たものを感じた。観光に来ていた外国人(おそらくアメリカ人)も面白がって観光していたよ。

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中へも入れる。

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 ”最古”つながりで最古の神社と言われる大神神社(おおみわじんじゃ)にも寄った。大きな神社だ。神社の紀元は天皇家の由来に起因するのだけど、おそらく大和国とは別の国があったと思われる出雲の系列とかもあり、古い神社はちょっと興味深い。

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<飛鳥地方の景色が一望できた>

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 歴史上、古い土地、飛鳥は”最古”ものが多くて楽しめたが、まだまだ仏像等のあるお寺があるので、また今度来たいもんだ。

 そんな思いの中、本日一泊する京都に向かい車を飛ばした。

 ではでは。

 

如意輪観音 - Wikipedia

www.kanshinji.com

www.kankou-kawachinagano.jp

當麻寺 中之坊と伽藍堂塔 -奈良県 葛城市-

飛鳥寺

www.asuka-park.go.jp

oomiwa.or.jp

映画『ドラゴンボールZ 復活のF』を観てきた。同窓会は楽しいけど、続かないよねえ。

 映画『ドラゴンボールZ 復活のF』を観てきた。観客に配られる冊子にも原作者 鳥山明自らが書いてるようにドラゴンボールは「奇跡の漫画」だ。ヨーロッパでもいつもテレビで放送していて、私も英語版で観たりしていた。

 昨年の映画「ドラゴンボールZ 神と神」は17年ぶりの作品とのことで破壊神ビルスとかの新キャラクターや新しい世界の展開もあって、同窓会的雰囲気はあったけど、それはそれで面白かった。

 今回はフリーザーの復活。私的にはドラゴンボールの頂点はフリーザー編で、その”にっくき”フリーザーが復活してどう展開するのかなあと思ったが、同窓会2回目、銀河パトロール ジャコとかも出演し、鳥山明キャラワールド、コミカル面の多い楽しい世界であった。

 鳥山明のコミカルなところは好きなので楽しめたけど、これでお金取るのはちょっときついかなあという感じ。 多分、興行成績もそんなに上がらないんじゃないかなあ。だから3回目はないんだろうね。

www.dragonball2015.com

 鳥山明は、絵の面でも想像力、創造力、ストーリーの面でも非常に優れた漫画家だと思い大変尊敬している。

 絵の面でいうと世の漫画家には、(人間に対する)デッサン力がある前提で

1.リアルに描く人

2.デッサン力活かしてデフォルメして描く人

3.デッサンを壊して無茶苦茶描く人

っていう人たちがいるが、鳥山明は2の頂点の一人だと思う。もちろん鳥山明以後にもデッサン力の凄い人は出てるが、2を具現した初期の人だ。

 世にデッサン力ないのに1とか2をしてる人がいて、それらを見るとうんざりしてしまう。(私もデッサン力ないですが。。) 

 デッサン力は訓練で上がるけど(井上雅彦は努力の人だと感じる)、訓練ではどうにもならないセンス、能力があるように感じていて鳥山明は天性の力があるように思う。そういう人は一筆描きでさっさといい人間の絵を描く。

 想像力は「Dr,スランプ」で開花し、ストーリー展開は「ドランゴンボール」で爆発した。それで十分燃焼しちゃったんだろうねえ。

 そういう天才 鳥山明に敬意を表しつつ、新たなわくわくする物語の出現に期待する。(鳥山明からでも、新人でも)

 ではでは。

 

ドローン 首相官邸飛来事件に観る、政府、官僚、警察などの想像力の欠如

 ドローンが首相官邸に飛来した事件が起きて騒ぎになっている。報道によると15日には飛来していた模様とのこと。22日に発見されたのだから1週間も気づかなかったことになる。 重要な首相官邸でそんなに気づかないとは 「やれやれ」って感じだ。

 ドローンが新しい機器として注目され始めてもう数年は経つし、マスコミに登場するようになって1年は経つと思う。非常に可能性のある素晴らしい機器であるが、それが自由に飛び回ったらどうなるか、というのは想像すれば色んなことが想定できると思う。

 警察とか防衛の視点で考えれば今回の事件も容易に想定できる事柄だと思う。それを1週間も気づかなくて、今になって慌ててる図は滑稽でもある。

 これはある意味、政府や警察が今の世の中の事実も知らず、それを基に何が起こるのかを想定する思考を行っていないことの顕れではないだどうか?

 こんな状態で今後の日本を任せていいのかとても不安になってしまう。原発とか、防衛とかもちゃんと想像力働かせて検討してるのかなあ???? もう任せられないよなあ。。

 一方、何でも規制するなんてことはしないでね。そうすると文化や経済の発展を阻害して国は滅びるので。、

 大事なのはいつもIMAGINE。

 ではでは。

 

関西(大阪、奈良、京都など)春の旅 。この季節は気持ちいい。

 先週、関西を旅行した。桜はもうほとんど散ってしまう季節だがGW前の4月中旬頃に、私はよく京都、奈良に旅行に行く。この頃は気候は穏やかで気持ちいいし、繁忙期の狭間にあたるため人出も少なくゆったりした気持ちで旅ができるので好きだ。

 今回のメインの目的は、年に1回 4月17日、18日にだけ公開される大阪の観心寺の仏像、如意輪観音像(国宝)を観ることだったが、この機会を利用して他の仏像を観たりしながら大阪、奈良、京都辺りを廻ることにした。私の関西行は、だいたいいつも仏像巡りをメインにして夜に飲み喰いを楽しむという旅をする。 メインの観心寺は大阪と言っても、南東方向の和歌山県奈良県との県境のそばにあり、他のところを廻る利便性も考え今回はレンタカーを借りて廻ることにした。

 まず向かったのは21年に一度だけ開帳される秘仏・弥勒仏坐像を観るため和歌山の慈尊院。天気は快晴でドライブが気持ちよかった。慈尊院高野山に登る入口のようなところにあり、川沿いののどかな土地だ。仏像は開帳と言ってもお堂の中の暗闇の中にあり、目の周りを手で覆って暗くして、よーく目を凝らしてどうにか見えるような感じだった。でも優しいお顔を眺めることはできた。写真を見ると台座がカラフルな彩色が残っていて綺麗なのだが、残念ながらそれは見られなかった。

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  弥勒というと広隆寺中宮寺などのほっそりとした菩薩像が有名だが、ここのは出家後の仏ということで丸みのあるお顔。弥勒は56億7千万年後の未来にこの世界に現われ悟りを開き、多くの人々を救済すると言われている。初めてそれを知ったのは萩尾望都のマンガ(光瀬龍原作)の「百億の昼と千億の夜」を読んだとき。このマンガには主人公の阿修羅を初め仏教界の神々がたくさん出るのだが、後で訪れた奈良 興福寺で、そこの阿修羅像や梵天像などの仏像群が完璧にマンガとリンクして、私は仏像世界に引きづりこまれた。要は私にとって仏像は、それを観て想像を楽しむファンタジー愛好の一環なのだ。(家人には「要はフィギュアの一種でしょ」と見透かされてる。)

 

百億の昼と千億の夜 1 (少年チャンピオン・コミックス)

百億の昼と千億の夜 1 (少年チャンピオン・コミックス)

 

 

 

 

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 ランチを取った後、ちょっと遠いけど高野山まで脚を伸ばした。今まで2回行ったことあるが、秘仏も御開帳されてるようだし、ここまで来たからには行くかという気持ちになったのだ。 開創1200年記念ということもあり、高野山には平日なのに結構な人出がいた。休日に行ったら駐車場探しとか大変そうな感じ。 外国人観光客も結構来ていた。

 今回の秘仏公開のメインは金堂の御本尊の初公開、金剛峰寺の御本尊の16年ぶりの公開。どちらも良かったのだけど、同時に霊宝館で運慶作八大童子像も公開されていたのが嬉しかった。昨年、東京、六本木に来て展示されていて、もちろんそれは観たのだが、最も好きな仏像なので、またまた観れたのがすごく嬉しかった。(これで計3回目) この八大童子像は、通常の仏像という彫刻とは違う趣で、八大童子は仏の世界ではメインの役どころではないので、運慶も枠に捉われずに自由に彫ったのではと想像してしまう。その表情、まなざしを観ていると今にも会話ができるような気分になる。 必見の像だと思う。

www.nankaikoya.jp

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 高野山にはまだ桜が残っていて綺麗だった。ホントに高野山を歩くには奥ノ院まで行くべきで、そうなるとフルで1日はかかる。私は以前、歩いたので今回はパス。

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 次の日はメインの観心寺他を廻ったがそのことは次回にでも。

 ではでは。

 

天皇陛下のパラオ来訪。その言動と行動に”想い”を感じる。

 昨日から大きく報道されているが天皇、皇后両陛下がパラオを訪問された。

趣旨は「戦後70年に当たり、戦争によって亡くなられた方々を慰霊し、平和を祈念するため、また、我が国とパラオ国との友好親善関係に鑑み」ご訪問とのことで陛下も切に希望され実現されたとのこと。

 私はその言動やお振舞いに優しさと強い想いを感じ尊敬の念を禁じえない。

 出発前のお言葉では

「太平洋に浮かぶ美しい島々で、このような悲しい歴史があったことを、私どもは決して忘れてはならないと思います。」と述べられている。

 

www.huffingtonpost.jp

 

今年の年頭のごあいさつでは

「本年は終戦から70年という節目の年に当たります。多くの人々が亡くなった戦争でした。各戦場で亡くなった人々、広島、長崎の原爆、東京を始めとする各都市の爆撃などにより亡くなった人々の数は誠に多いものでした。この機会に、満州事変に始まるこの戦争の歴史を十分に学び、今後の日本のあり方を考えていくことが、今、極めて大切なことだと思っています」

と述べられている。

mainichi.jp

 

 特に「今後の日本のあり方を考えていくこと」というのは重要な一節だ。

 このお言葉と行動に天皇陛下の優しさと「絶対に戦争を繰り返してはならない」という痛切なメッセージを感じ、感服する。決して政治的な行動を行使することはできないお立場にあって、慎重にお言葉を選びながら、行動も起こされ、そのメッセージを発信されてるように感じるのだ。 私はとりたてて天皇制信仰派ではない。一人の人として素晴らしいと思うのだ。

 

 現在、世界全体できな臭いことがたくさん起こっているが、それへの対応は軍備拡張とか法整備が肝心だとは決して私は思わない。なぜその争いが起こってるのかの原因を紐解き、修復する努力。それが政府としてもそして各個人でも重要だと思う。

対抗の意識ではなく、大人としての、寛大で優しい”IMAGINE”が肝心。

 

ではでは。

映画『ジヌよさらば ~かむろば村へ~』を観てきた。松尾スズキは面白い。

 映画『ジヌよさらば ~かむろば村へ~』を観て来た。松尾スズキの久しぶりの監督映画作品ということで劇場まで足を運んだ。 お金恐怖症になりお金を全く使わない生活を求めて田舎の村に引っ越してくる松田龍平演じる主人公タケを中心としたコメディ。『ジヌ』が『銭』の東北弁とは映画観るまで知らなかった。。

 出だしのタケが村に向かうバスに乗るところから阿部サダヲ演じる村長兼運転手がカバンを放り投げて笑いを誘い、そこから笑いがどんどん沸き起こり、松尾スズキワールド全開。

 松たか子(やくざに捕まって縛られたときの二の腕がセクシャル)、二階堂ふみ西田敏行片桐はいりなどの役者もいい味出してる。 

 うちのカミさんは松田龍平片桐はいりが銀行で札束観て失神するシーンがツボに入ったみたいで劇場出てからも笑い続けていた。私は荒川良々演じるチンピラが乗ってる黄色いGTRに乗ってみたい。

  後半の阿部サダヲの逮捕から村長選挙への下りはちょっとお涙誘う系の話の展開で今一つかなあ。もっとクールな展開の方が好み。

 この映画は文化庁文化芸術振興費補助金を受けてるそうだ。こういう助成はいいね。


映画『ジヌよさらば ~かむろば村へ~』予告編 - YouTube


松田龍平、松尾スズキの演出に「特殊すぎてできない」 映画「ジヌよさらば~かむろば村へ~」初日 ...

 

 松尾スズキの監督作品と言えば『恋の門』。私にとって最高の忘れられない名作。(清志郎君も出てるし。そうだサンボマスターもこの映画で好きなったんだ。)

 


恋の門 予告編 松田龍平 酒井若菜 松尾スズキ 庵野秀明 忌野清志郎 - YouTube

 

 

恋の門 スペシャル・エディション (初回限定版) [DVD]
 

 

ではでは。