読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

あいしろう blog IMAGINE

想像してみよう。それは何をもたらす? この後どうなる?   ときに楽しい夢を。ときには厳しい視点で。 

ディスプレイってこうなると楽しい

 ディスプレイ装置というのがある。テレビに代表されるが、パソコンの画面も、スマホの画面も全てディスプレイ装置だ。ご存じのようにディスプレイの歴史では、ブラウン管と液晶という2段階の大きな飛躍があった。 余談だが、今の液晶テレビの普及は地上波デジタルハイビジョンへの切替というのがきかっけにはなっている。 しかし「画像がきれい」になったというのは、お客に与えた決定的価値ではないと思う。ましてや「デジタル」というのもお客には「それって何??」って感じで何がメリットなのかピンとこなかったと思う。「今まで手に入らなっかったような大きな画面を自分の家でも楽しめる」というのが最大の価値だったと思う。薄いので狭い部屋でも置ける。この液晶(薄型)テレビの普及がテレビを置く家具や部屋のレイアウトまでも変えてしまった。今、家具屋に行くと液晶テレビ用家具というのがたくさん展示してある。このような飛躍のある価値がLifeを変えるような価値ということだ。なので、今の4Kテレビというのは画質だけで価値を訴求するのは限界があると思う。それだけでは単なる1カテゴリーの機能差異化にしかなっていない。同じパイのシェアをどうとるかというゲームだ。もちろん綺麗な画像で感動が変わることがあるというのは認識している。でもそれは一部の画像に限られるし、それで例えば映画の感動がどれほど変わるかは疑問だ。高付加価値化での単価Upを狙うという側面でのアプローチとしては間違ってはいないが。
 余談が長くなったが、では、液晶の次のディスプレイはどうなったら楽しいだろうか? 想像してみよう。
 ディスプレイの役割を考えると、テレビ番組や映画などの「エンターテイメントを楽しむ」と、パソコン、スマホに代表される「情報を確認する」(ときには見るだけでなく、入力するためにも)という大きく二つの側面がある。
 「エンターテイメントを楽しむ」という面では、臨場感や迫力が増大することは大きな価値を提供できるだろう。そのためにはもっと大きな画面になって欲しい。映画館に負けない位になって欲しい。
 今の液晶テレビもどんどん大型化している。この大型化はどんどん進んで欲しいが、今の形態や構造のままでは、大きくなったら設置方法に困ってしまうだろう。重いし、地震で倒れないように設置するのも難しい。巨大な液晶テレビ地震ですっ飛んで襲ってきたらそれは恐怖だ。なので単純な大型化だけでなく、何かブレークスルーが必要だ。例えば紙のように薄い液晶。自由に壁に張れる、スクリーンのように丸められる、とか。。
 プロジェクターという手段もあるが、スクリーンを含む設置方法を考えると一般家庭への普及は今のままでは難しい。逆にいうとその障壁を突破すれば一気に普及するかもしれない。普通の家庭の壁に映せる、設置の面倒もないプロジェクター。
 例えば、壁やカーテンまでの距離や傾き、表面のデコボコや柄を認識して、その歪み分を補正してくれるプロジェクター。思いたったらどこにでも設置可能な、もしくは部屋の天井とか中央ではなく、今のテレビと同じ位置辺りの壁のそばに設置可能なプロジェクター。それで映画顔負けの大画面を家で楽しめる。そんなプロジェクターあったら楽しいなあ。
 3Dというのもあったが、映画では継続して存在はしているものの、決定打にはなっていない。アバターなどの成功作はあるが、一部の表現者に使われてるだけで、映画という表現のために、普遍的な魅力になりえてないのだと思う。またいつもメガネが必要というのもウザったい。メガネ不要のディプレイ技術もあるが画質が今一つだ。
 オーバーヘッドマウントディスプレイというのもある。装着するだけで大画面の迫力、メガネなしで3Dも楽しめる。ゲームをしたり、一部のマニアには楽しい商品だ。ただ聞こえはいいが、欠点がたくさんある。まだまだ装着するにはでかい。うざい。あと、使ってみると実感するのだが、頭を傾げたり、寝っ転がったりすると画像も頭と一緒に動くので奇妙に感じるのだ。テレビでは画面は固定されてるのでそんな奇妙さはない。テレビってやっぱり家で寝っ転がってみたりできる自由さがいいのだと思う。今のままではウザったくて、自由じゃないので、普及は難しいように思う。
  一度あるイベントで自分の上下左右、画角120度以上だろうか、目一杯広がる画面で壮大な鳥が飛行するような画像を見たことがある。その迫力は素晴らしかった。映画のIMAXも素晴らしいが、それを凌駕する経験だった。そんな体験が家でできれば、ちょっとわくわくする。そんな迫力を家でお気楽に楽しめるディスプレイができる未来を想像している。

「情報を確認する」ディスプレイに関しては次の機会に。

ではでは。