今まで読んだ中で一番、壮大なお話と言っても過言ではないSF小説「三体」が、Netflixで実写ドラマ化されるのだそうです。2024年1月配信開始とのこと。楽しみです！
小説「三体」（さんたい）をご存じですか？ 中国のSF作家 劉慈欣（りゅう じきん、リウ・ツーシン）によって書かれた世界的ベストセラーになったSF小説です。
2008年に中国で発刊され、2015年にはSF小説の賞 ヒューゴー賞をアジア人として初めて受賞。 しかし日本語の訳が出たのが2019年だったので、日本で火が着いたのは遅くなりました。
私も2020年頃に読んだのですが、それは衝撃的な内容でした。地球と宇宙を舞台にした壮大な物語です。
地球と敵対的な異星人を軸足にしたお話ですが、単純な異星人物ではありません。地球 対 異星人を超えた壮大な宇宙のお話です。 物理学、宇宙の科学、神話等を織り交ぜてストーリーは大きく展開します。その広がり方、深さがすごく、こんな大きな世界観を持った作品はめったにないと思います。
ミュージシャンの間でも評判になったようで、私の知っているアーティストの方々もコメント等をつぶやいていました。
「三体」、「三体II 黒暗森林」、「三体III 死神永生」の3部構成で全部読むと、相当ボリュームがあります。しかし私は読んでいるときは夢中になり、一気に読んでしまいました。
ちなみに「三体」とは、二つの天体が相互に作用する運動は物理的に解けるが、三つの天体だと解けないという「三体問題」が元になっています。
Netflixの実写ドラマ化、タイトル「3 Body Problem（原題）」は、「ゲーム・オブ・スローンズ」のスタッフが制作するそうで、「ゲーム・オブ・スローンズ」は映像や演出がすごかったので、そこは楽しみです。（「ゲーム・オブ・スローンズ」のストーリーはそれほど好きではありませんでした。。）
それにしてもNetflixっていろんな題材をドラマ化、アニメ化しますね。楽しいです。
さーて、「三体」の実写版はどうでしょうか。来年の配信を楽しみに待ちましょう。
ではでは。
