あいしろう blog IMAGINE

想像してみよう。それは何をもたらす? この後どうなる?   ときに楽しい夢を。ときには厳しい視点で。 

ブリュッセル, ブルージュ、アントワープ (ベルギー): ヨーロッパ(欧州)旅行地 ランキング 私的ベスト30: 第26位 

 ベルギーはBENELUX三国の一つで、オランダの隣国。EUの本部もあり、ドイツ、フランス、イギリスのような大国の間でバランスをとるように機能する小じんまりした国です。オランダに赴任していたときは、仕事の用事があり月に1回は訪れていました。オランダ語圏とフランス語圏があって、フランスの影響もあるのか食事はオランダとは雲泥の差で美味しいので、いつも行くのが楽しみでした。


 首都ブリュッセル(英語読みはブラッセル)の観光の目玉は、やっぱりグランプラス。石畳の周りに歴史ある建物が並ぶ趣のある広場です。ここで歴史を感じた後は、チョコです。ゴディバの本店もここにありますが、それ以外にも多くのチョコレート屋が並び、ここで食べる生チョコは絶品です。正直、ゴディバで高いお金を出すチョコより他のチョコの方が美味しいと感じました。 

 

 また世界三大がっかりとも言われてますが小便小僧もここの傍です。私は言われるほどがっかりせず、この像は嫌いじゃないです。また小便少女もあるので路地を探して見逃さないように。


 食事はまずムール貝が有名ですね。大きな鍋に貝山盛りで出される白ワイン蒸しは美味しいです。多くのレストランが軒を連ねています。定番の有名店は”Chez Léon(シェ・レオン)”ですね。実はこのムール貝、オランダで養殖されたものです。オランダでも非常にポピュラーでスーパーで安価で販売されているので家でも作ってよく食べてました。ムール貝以外もフランス料理系の美味しい料理を出すレストランはたくさんあります。日本食では「三辰(さんたつ)」は美味しくてよく通いました。


 ブリュッセルからちょっと足を延ばしてブルージュ(ブルッヘ)へいくのはお勧めです。ここは街全体に中世の雰囲気が残っている世界遺産にもなっている観光にはうってつけのところです。周りに運河が巡る街中の歴史地区には古い教会や庁舎が残っています。またレース編みが有名で、街中でおばあちゃんがレースを編んでる姿を見かけました。


 アントワープブリュッセルのオランダ側の隣町で、ブリュッセルからの行き帰りに通っていました。「フランダースの犬」で日本では有名な街ですが、残念ながらベルギーの人はこの話をほとんど知らないそうです。。 街の中心には舞台になった大聖堂がありますが、残念ながらそれ程印象には残ってないです。 私にとってアントワープは帰りに夕食を取る日本食レストラン「三辰」の街でした。。


 またベルギーはフランスの影響なのか、土地のせいなのか、屋根が素焼きのオレンジ系の色が目立ちましたね。道路の整備はあまり機能してないようで、変な交差点や舗装の不具合等もあった印象でした。そんなところも道路整備が進んでいるオランダと違うところでした。

ではでは。

 

016 地球の歩き方 aruco ベルギー 2016~2017 (地球の歩き方aruco)

016 地球の歩き方 aruco ベルギー 2016~2017 (地球の歩き方aruco)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モン・サン・ミッシェル、サン・マロ (ノルマンディー, ブルターニュ, フランス: ヨーロッパ(欧州)旅行地 ランキング 私的ベスト30: 第27位 

   テレビのコマーシャルや番組でもよく取り上げられる世界遺産修道院 モン・サン・ミッシェル。海に浮かぶその景色は確かに一度は観たいものです。私は自動車で行ったのですが、そばへ近づきながら見るその姿は不思議な景色でもあり、美しいです。駐車場から島まで歩く道のりも楽しいです。島の中に入ると建物や塀に囲まれた細い曲がりくねった路地になり、そこを修道院まで上がって行きます。島の中、入口そばには有名なオムレツ屋があります。まあなんてことないただの卵焼きで、賛否両論ありますが、やっぱり入って食べましたね。

 島の中はお土産物屋とかが並ぶいかにも観光地って感じではあります。


 そばにはサン・マロという歴史あるお城の街もあります。ここも風情があって素敵なところです。
 このあたりは牡蠣*の産地として有名で、日本の牡蠣に比べると小ぶりですが美味しかったです。また食べたいですね。

 

 モン・サン・ミッシェルまでパリから日帰りツアーもあるようですが、泊まって夕食や周辺地域を楽しむことをお勧めします。

 *フランスの牡蠣は歴史があり有名ですが、一度病気が蔓延し壊滅的な状況になったそうです。そのとき日本産の牡蠣がその病気に強く、移植され今でもその種を元に作られてるそうです。ただ日本の長細い形の殻の牡蠣以外に丸い形の牡蠣(ヒラガキと日本では言うようです)もありました。

 

ではでは。

モン・サン・ミシェル巡礼 (写真工房BOOKS)

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モン・サン・ミシェル: 奇跡の巡礼地 (「知の再発見」双書158)

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A06 地球の歩き方 フランス 2017~2018

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フランスを救った日本の牡蠣―もっともっとフランスが好きになる本

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 お題「もう一度行きたい場所」

マッターホルン(スイス、イタリア) :ヨーロッパ(欧州)旅行地 ランキング 私的ベスト30: 第28位

 マッターホルン。その尖がった山頂はとてもユニークで魅力的です。その有名な姿を自分の目で一目観たくて行きました。麓の街、ツェルマットに宿泊し、ホテルの窓から早朝のマッターホルンを堪能しました。通りすぎるだけではなく、宿泊することをお勧めします。朝、昼、夕方と違う顔を見せるので。私は登山はしないので、山頂まではは登りませんでしたが、観てるだけでも十分価値はあると思います。上の方まで鉄道やロープウェイ等で行けます。


 実は私はあまりスイスの観光をしていません。イタリアに行くときの通り道として通ったり、寄ったりしたことはありますが、家内が既にユングフラウにも行っていたというのもあり、物価が高いので宿泊はあまりしていません。でもマッターホルンは、例外でした。 ここは冬にスキーで行くのもいいかもしれませんね。

 ではでは。

 

 

 

マッターホルン 世界の山から1 [DVD]

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スイス旅行写真集(マッターホルン)

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ウィーン(オーストリア):ヨーロッパ(欧州)旅行地 ランキング 私的ベスト30: 第29位

 オーストリアの首都ウィーン(英語読み ヴィエナ)。こじんまりとした歴史を感じる美しい街です。私は出張で何回か行っただけなので余り観光はしていません。でも街中を徘徊するだけで楽しい街です。重厚な建物とその街並を見ていると、ハプスブルク家に代表されるかつての繁栄を肌で感じます。


 また音楽の都としても有名ですよね。著名な国立オペラ座でオペラも観ました。当日券で運よくボックスシートを購入できました。演目は「アイーダ」。壮大な舞台と生演奏の音楽と。でもオペラをあまり詳しくないと内容はよくわかりません。事前に勉強して行くことをお勧めします。


 そしてホテルザッハーのザッハトルテですね。まあ今となっては色んな美味しいお菓子があるので、それほど感動するほどの味ではないですが、これを考案したことには敬意を表しますね。

 

まだ観きれてないところもあるので、また是非行きたいです。 

ではでは。

 

麗しのウィーン、音に魅かれて (KanKanTrip16)

麗しのウィーン、音に魅かれて (KanKanTrip16)

 

 

 

 

 

最新版 ウィーンの優雅なカフェ&お菓子

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サルデーニャ島(イタリア):ヨーロッパ(欧州)旅行地 ランキング 私的ベスト30: 第30位

旅行大好きな私の私的ヨーロッパ(欧州)旅行地 ランキング ベスト30。
ではまず30位から。

 

30位 サルデーニャ島(イタリア)

 地中海に浮かぶイタリアのサルデーニャサルディニア)島。面積は九州よりは小さいですが、四国よりは大きい、地中海でもシチリア島に次いで2番目に大きな島です。すぐ北にはフランス領のコルシカ島があり、セレブのリゾート地としても有名です。特にセレブじゃない私ですが、イタリア旅行は大好きな中、本土やシチリア島は廻ったので、今度はサルデーニャ島だということで、飛行機のチケットを手配して、レンタカーで1週間位ドライブする旅行で行きました。 私が宿泊したのは大きなリゾートホテルではなく比較的こじんまりしたホテル。そういう宿をはしごしましたね。小さいプールがついていたり、素敵なテラスがあったり気持ちのよいホテルが多かったです。

 海はもちろん真っ青で綺麗でしたね。シーフードは美味しいし、地元のワインも美味しかったです。

 名物は他にカラスミ。ビン詰めを買ってパスタとかに入れたら美味しかったです。シチリアに比べて歴史的遺産や建造物は少ないですが、ゆっくり海や自然を満喫したり食を楽しむには絶好の地です。

 

ではでは。

 

 

地中海の聖なる島 サルデーニャ

地中海の聖なる島 サルデーニャ

 

 

 

 

 

 

 

映画”ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち” 面白かったあ! ティム・バートン監督映画で久しぶりに心にヒット

 この前、映画”ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち”を観てきた。予告編見ると、ちょっとアリス・イン・ワンダーランド的雰囲気を感じたので、また明るい色彩の異世界で奇妙な妖精とか魔物が繰り広げるファンタジーなのかと勝手に想像してたのですが、その予想を裏切られました。 それは暗い色彩で演出された現実を縦軸に、妖しげな世界が交錯する、ストーリー性に富んだ、飽きない構成の映画でした。正直に「あー、面白かった」と思いました。

 原作「ハヤブサが守る家」(原題:Miss Peregrine's Home for Peculiar Children、ランサム・リグズ作)は、USAでベストセラーのジュブナイル小説だったのですね。 その原作が映画のストーリ性を面白くしてるのかな? ティム・バートン監督は、不思議なセンスに才能溢れる感じで大好きなのですが、ちょっとストーリー的には飽きちゃう映画もあるのは事実なので。

 原作に興味を持ったので読んでみようっと。

 と思ってアマゾンをクリックしたら単行本”ハヤブサが守る家”は売り切れ。売れてるんだと思ったら別訳が別の出版社から”ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち”というタイトルで出ていてこっちをKindleで読むことにしました。

さて面白いかな?

ではでは

潮文庫 ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち<上>

潮文庫 ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち<上>

 

 

 

ハヤブサが守る家 (海外文学セレクション)

ハヤブサが守る家 (海外文学セレクション)

 

 

 

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お題「最近見た映画」

大友克洋トリビュート画集 TRIBUTE TO OTOMO。これがBreak Throughしたものの影響だと実感。

 この前のブログでも書いたけどもう一個の私的マンガの最近の事件は、大友克洋トリビュート画集 「TRIBUTE TO OTOMO」の発刊。 これは昨年のフランスでのアングレーム国際漫画祭・最優秀賞受賞記念とのことで、その賞を受賞されたことを知らなかったので改めておめでとうございます。

 ここに参加してるのは日本からは、江口寿史上條淳士桂正和松本大洋望月峯太郎貞本義行士郎正宗高野文子竹谷隆之谷口ジロー浦沢直樹吉田戦車などなど凄い面々。それだけでなくフランスなど海外からもたくさんの人が参加して大友さんの作品をモチーフにしたオリジナルのイラストが掲載されている。

 どのイラストも独特で楽しいのだが高野文子さんとかはかわいい表現をしてさすがだなと思った。

 しかしこれだけ集まるとは凄いね。観てると海外作家は「AKIRA」を題材にしている作品が多くて、日本人は「童夢」や初期の作品を題材にしてるものも散見されるのが興味深い。やっぱり海外には「AKIRA」がアニメも作ったし多大なインパクトを与えたんだね。 一方日本人にとって、私も含めてマンガ愛好家にとって、「AKIRA」以前からもう衝撃だったから。

  知ってる人は多いとは思うがフランス、ベルギーには大人向けのマンガとも言うべき「バンド・デシネ」というジャンルがあって、私も大好きでフランスに旅行するときはいつも何冊か買って帰る。日本のマンガと違ってたいてい豪華な装丁な本で、絵もリアルだったりちょっと乾いていたり、内容も哲学的だったりする。その中でもメビウスというすごい作家がいて、大友さんはメビウスに影響を受けたと言われていたが、確かに細い輪郭で描かれた乾いた絵とロングを多用する遠景や描写や独特な浮遊感のようなものは似ているところがある。とはいえ大友さんのオリジナリティは鮮烈で、それはフランスの「バンド・デシネ」の作家にもこれだけ愛好されてるんだなと感心した。

 前にも書いたけど大友さんのマンガの登場はそれはそれは大きな事件だった。そして以前から連続的ではない、非連続なそのマンガは、本当にBreak Throughででっかい影響をマンガ界に与えたんだと思う。 いやーやっぱり偉業だなあ。 そしてその時代に一緒にマンガを愛好していたことがすごく嬉しい。 

 次の事件はなんだろう?

 

ではでは。

 

TRIBUTE TO OTOMO

TRIBUTE TO OTOMO

 

 

 

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