マジンガーZのアニメ映画の新作が公開されますねえ。45年たって新たに製作された作品がどんなのか楽しみです。
72年に放映開始されたマジンガーZはテレビアニメ大好き少年だった私に、燦然と登場した、私を狂喜させたアニメでした。自分で搭乗して操縦できる巨大ロボットは、想像を掻き立たされる、憧れの機械となりました。
放映時間は日曜の19時という子供にとって黄金の時間帯。でも夕食と重なる時間帯でもあり、当時我が家にはダイニング(食堂?)にTVがなかったので、TVのある部屋まで夕食を運んで、家族から離れて一人でご飯を食べながら観ていました。ビデオとかない時代なので見逃せなかったのですよね。今思うと家族のことを考えない勝手な奴ですが。。。
その後、70年代は多くの巨大ロボットアニメが製作され、79年には「機動戦士ガンダム」が登場し、そしてその流れは今や海外にも飛び火し、アメリカ映画「トランスフォーマー」や「パシフィック・リム」にまで影響を与えています。
そんな巨大ロボット黎明期 70年代の巨大ロボットアニメを、私が観て好きだった作品に絞りベスト10作品として、公開時代順に選んでみました。
1.マジンガーZ
私的ランキング 第1位
TV放映時期:1972年(昭和47年)12月3日から1974年(昭和49年)9月1日
全92話
この頃、既にテレビアニメでは、デビルマン、ガッチャマン、海のトリトンなど面白いSF、ファンタジー作品が放映されていたのですが、巨大ロボット物はかつての鉄人28号やジャイアント・ロボ以降、決定的な作品がありませんでした。
そこに燦然と登場したのがこの作品で、私は狂喜しましたね。デザインもかっこいいし、巨大なロボットに搭乗して自分で操縦できるっていうのがよかったですね。パイルダーオンがかっこよくて、しびれましたよ。
そしてロケットパンチ、ルストハリケーン、光子力ビーム、ブレストファイヤーとかの繰り出される技も面白かった。やっぱり永井豪って天才だなと思います。
初期の頃、友達と「でもマジンガーZって空を飛べないんだよね」と話していたのですが、それも空飛ぶ翼ジェットスクランダーで解決します。この登場もかっこよかった。
そして今でもテレビのアニメソング特集では必ず登場する水木一郎の主題歌もよかったですね。メインだけでなくエンディングや他の歌にもいい物が多いです。
やっぱり巨大ロボット物では第1位でしょう。

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2.ゲッターロボ
私的ランキング 第8位
TV放映時期:1974年(昭和49年)4月4日から1975年(昭和50年)5月8日まで
全51話
マジンガーZの大ヒットにより同じフジテレビ系列の別の時間帯で始まった巨大ロボット物。 同じく永井豪のダイナミックプロの原作ですが、合体するというのが新鮮でした。正直、マジンガーZ派だった私はそんなに熱中はできませんでしたが、人気はありました。

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私的ランキング 第3位
TV放映時期:1974年(昭和49年)9月8日から1975年(昭和50年)9月28日まで
全56話
マジンガーzの続編。私は元の作品を更に発展させる続編系は、裏話が出たり、新たな敵や世界が語られて、物語世界の膨らみを感じて好きで、それに漏れずこのグレートマジンガーは大好きでした。でも一般には不評だったようです。

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4.勇者ライディーン
私的ランキング 第5位
TV放映時期:1975年(昭和50年)4月4日から1976年(昭和51年)3月26日まで
全50話
マジンガーZに対抗するように作られた作品。 ここからガンダムの富野喜幸監督、キャラクターデザインの安彦良和がロボット物で活躍し出します。 美形キャラの先駆け敵役シャーキンは、女性ファンの心を掴み、私の友達でもファンがいました。
5.UFOロボグレンダイザ―
私的ランキング 第8位
TV放映時期:1975年(昭和50年)10月5日から1977年(昭和52年)2月27日まで
全74話
グレードマジンガーが不評だったためか、その後を継ぐ形で始まった、ロボットがUFOのような宇宙船の一部になっちゃうという設定。 物語の世界が地球から宇宙に広がったのは新鮮だった。
日本では今一つでしたが、海外では大ヒットしたとのこと。
私的ランキング 第9位
TV放映時期:1976年(昭和51年)4月17日から1977年(昭和52年)5月28日まで
全54話
おもちゃと連携した合体ロボの先駆け。キャラクターデザインはガンダムの安彦良和さん。主題歌もよかったですね。

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7.惑星ロボダンガードA
私的ランキング 第10位
TV放映時期:1977年(昭和52年)3月6日から1978年(昭和53年)3月26日まで
全56話
マジンガーZと同じ枠で、永井豪ではなく新たに松本零士を起用した作品。 主人公一文字 タクマの声優 神谷明の声が印象的。なんか松本零士は巨大ロボットは好きではなかったようですね。まあキャプテンハーロックや銀河鉄道999、男おいどんの方が合ってる世界とは感じます。
8.無敵超人ザンボット3
私的ランキング 第6位
TV放映時期:1977年(昭和52年)10月8日から1978年(昭和53年)3月25日まで
全23話
あのガンダムを作り出した日本サンライズの第1作ですね。 監督 富野喜幸、キャラクターデザインは 安彦良和です。
9.無敵鋼人ダイターン3
私的ランキング 第4位
TV放映時期:1978年(昭和53年)6月3日から1979年(昭和54年)3月31日まで
全40話
いやーこれはギャグとキャラが楽しいロボット物、日本サンライズがガンダムで開花する前の佳作ですね。何度も見返しました。
10.機動戦士ガンダム
私的ランキング 第2位
TV放映時期:1979年(昭和54年)4月7日から1980年(昭和55年)1月26日
全43話
そして遂に79年にこの作品が登場します。もう語りつくされてるような金字塔。私は最初の放映から見ていましたが、赤い彗星の登場の鮮烈感は忘れられません。やっぱりアムロよりシャアでしょう。。。(笑)
そしてこの後80年代以降もロボットアニメは様々な作品が製作されて、その世界感は広がりを見せ全世界に波及し、今に続くのでした。
ではでは。

- 作者: アナ・マトロニック,ナショナルジオグラフィック,片山美佳子
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