下記の記事があった。読んで唖然とした。アホじゃないの?
前から話題になってる割引旅行券も呆れてしまう。
もちろん消費者視点では割引になるのだから、欲しくなる気持ちはわかる。もし私ももらえたら嬉しい。でもそれに、本来の目的である地方活性化や経済活性化に対する効果は期待できないでしょ。ただのお金のばらまきだよ。そんなことに税金使わないでよ。
例えば旅行に関して言うと、「その地方に10000円では行かないけど、半額の5000円の自己負担なら行くよ」ということを表している。じゃあ割引がなくなったら、また人は来ないだけじゃない。行ったらその地方の良さが分かってリピーターや、口コミで新たな人が来ることを期待してるのかもしれないけど、そんなの一部だよ。お客は冷淡だよ。割引で釣ったら次にも割引を求めるのが人情。スーパーとかがいい例。
大事なことは10000円で来ないところを10000円出しても行きたい地方にすること。付加価値向上。それが難しいのは理解できるけど、それへの努力をしないとダメでしょ。そのための補助金や能力サポートに税金を使うのは意義があると思う。
ふるさと納税も首をかしげる。
結局、皆殺到してるのは安く地方の特産とかが買えるからでしょ。これって税金使って割引してるのと同じじゃない。知らない人は損をする、早く手続きしないと損をする税金の不平等な分配じゃない。もちろん税金が地方に移転するのは理解してるけど、こんなことしたら地方の特産品の価値を下げてるのを地方は気づかないのだろうか。
もう一回言います。一度値下げしたものは、価値が下がり、再度の値上げは非常に困難。 これはマーケティングの常識だと思う。エコポイントで失速した液晶テレビがいい例。そのためにやばいヤマダ電機とかも政府の被害者かも。(ヤマダ電機には他の課題もあるけど)
今、経済活性化のためにやらければならないことは、どうやって人に対して魅力のあること、価値のあることを開発、創造するかということ。そのために知恵を使い、活動を行うこと。その活動の場や、チャンスを与えるために税金でサポートしよう。
政府も税金の無駄使いを止めて欲しい。こんな状態なら、その分税金安くしてよ。もうっ!!
ではでは。

この国は議員にいくら使うのか―高給優遇、特権多数にして「非常勤」の不思議 (角川SSC新書)
- 作者: 河村たかし
- 出版社/メーカー: 角川SSコミュニケーションズ
- 発売日: 2008/09/10
- メディア: 新書
- 購入: 3人 クリック: 51回
- この商品を含むブログ (21件) を見る