先日、青森、秋田方面を旅してきた。 カミさんを置いてUSに一人で行ったので、カミさんも旅行に連れてかなくちゃという気持ちもあり行くことにした。場所の選定は、今まで行ったことのないところ、この時期に梅雨の影響があまりなさそうなところということでここを選定。 選定は正解で、東京以西は雨の日も多かった中、ほとんどの日が晴れと天気に恵まれた。
弘前、白神山地、青森市、下北半島、奥入瀬、十和田、角館などをレンタカーで回った。
レンタカーで回ると、まず、道に車が少ない。ちょっと町から離れた道になると前後に誰もいない状態になる。そして色んなところに「売地」の看板。やっぱり地方の人口は減ってるんだねえ。
今回の旅で温泉や食事、そして街並み、お城、神社、寺とも楽しかったのだけど、一番印象が深かったのは「森」かな。世界遺産で有名な白神山地は、入口のブナ林を歩いただけだが、それでも「森」の木々のすがすがしさと力が心の奥底に沁みた。そして車で走っていても山並み、そしてそこの木々が美しかった。奥入瀬も歩いていてホントに気持ちが良かった。
<日本一のブナの木と>
世界の色んなところを旅しドライブもしたが、こんな山の感じ、森の感じを感じたことはなかった。ドイツの森もカナダやアラスカの森も違うし、もちろん森の少ないカリフォルニアやスペイン、イタリア、フランスそしてアフリカのサバンナにはこんな自然はない。ブナなどの広葉樹が生い茂る、適度な気温と湿度、そのバランスが絶妙なのではないかなあ。
<奥入瀬渓流>
季節柄、新緑が鮮やかで、それが印象を加速させてるのかもしれないが、この「森」は美しい。
<ピーカンの空ーっと山>
弘前のそばの西側を走ったら、そこのリンゴ畑の丘陵も気持ちよかった。適度ななだらかなデコボコの丘陵にリンゴの木々が広がる。「森」と違って乾いた感じ、人工的な美ではあるけど、ここって”イタリアのトスカーナ?”とかふと思っちゃった。(トスカーナのドライブは丘陵があって最高に気持ちいいです。)
東京にいると忘れてしまう日本の自然。やっぱり日本はいい地域だ。
ではでは。
<岩木山の上にも行きました。ここもよかった>
<岩木山からの日本海側の絶景>