タモリ倶楽部は大好きな番組で、マイナーなこと、一般の人はくだらないとかいいそうなことを特集して笑えるのだが、だいたいが普段はあまり役立たない情報。
しかし5月2日版で紹介されたツール(工具)は、役立つ情報だった。
ツールは、好きな人は輸入品とかにこだわっている人がいるけど、普通の作業ではそこまで精度は必要なかったりするので、国産や100円ショップので十分だったりする。
でも今回の中には普段でも便利とか、使用するときに有用なものがあったのだ。
一家に一個ずつ揃えてみてはどうだろうか?
■無反動ハンマー
ハンマー、金槌って叩くと手に反動があって、強く打つと跳ね返ったりするし、何せ手や手首が痛くなってくる。ところがこのハンマーはそれがない。仕組みは中にダンパーの役目をする動くワッシャーが入っていてそれが振動を吸収する優れもの。スイス製。番組ではタモリが一番のお気に入りに上げていた。
■確実に握れて回せる、収納性もよくスタイリッシュなビットドライバーセット
これが一番私が欲しいもの。ビットドライバーセットは必ず一つは家庭にあると思うけど、カッコ悪いのが多い。これはビットとシャフトが握りの中に収納されてスタイリッシュ。そして握りの部分は人間工学的に手の形状に合うようにできてるとのことで、番組でも普通のドライバーとの握り力比べて圧勝していた。
ドイツ製
■自由につかめばまわり、いちいち外さなくても回せるレンチ
普通六角レンチはしっかり合わせてはめないと回せないが、これは適当に握ってつかめば回せ、手を緩めるとまた角度を戻せるのでいちいちレンチを外してはめ直さなくも何回でも回せる優れもの。 角が丸くなったボルトでも回せるとのこと。ドイツ製。
ブランドのSTAHLEWILLEとは「鋼鉄の意志」とのこと。さすがドイツ。ゲルマン魂。
■自由に確実につかめるレンチ
普通のモンキーレンチと違って先端が固定式ではなく可動式で、手で握ったり、緩めたりでボルトを掴んだり、緩まったりして、先が並行して動くので確実に握ってボルトを回せる優れもの。ドイツ製。
![]() クニペックス KNIPEX プライヤーレンチ 8605-250 |
■お尻を回せばしまるラチェット
普通ラチェットは回転方向に回さないと回らないので障害物があったり高いところは回せないときがあるよね。ところがこれは柄のお尻の先を回すだけで先端が回ってボルトが回せる優れもの。フランス製。
![]() ファコム 3/8ファーストアクションラチェット |
■少々穴が丸まっても回せる六角レンチ
通常の六角レンチは、六角形にピッタリ作られてるので、ネジ穴の角が丸まってくると回らなくなる。しかしこのレンチは六角の各辺が直線ではなく弧を描きちょっと凹んでるので角が常にネジにあたりしっかり回せる。力の伝達も30%多いとのこと。精度よく加工された逸品。さすがドイツ製。
■ネジ穴に喰い付き確実に回せるドライバー
先端にダイヤモンド砥粒子があるそうで、それでネジ穴に確実に喰い付きとのこと。ヴェラ社ってすごいねえ。
■カラフル六角レンチ
この会社の社長は女性だそうで、女性ならではのセンスでの工具があるとのこと。
スイス製
他にも橋脚とかに使う巨大な打撃スパナ(スウェーデン バーコ社製 通常45万円をなんと20%引きで36万円。 重量18㎏)とかも紹介されたけど、さすがにこれは家庭には要らない。(山田教授は一番のお気に入りに上げてた(笑))
ということでためになるタモリ倶楽部だった。まあ、タモリ倶楽部には有用なことは求めちゃいないけどね。笑えればよし。
ではでは。