読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

あいしろう blog IMAGINE

想像してみよう。それは何をもたらす? この後どうなる?   ときに楽しい夢を。ときには厳しい視点で。 

関西 春の旅 (その2 )大阪 観心寺から天屋山金剛寺、當麻寺、奈良飛鳥へ。

旅行

  だいぶ時間が経ってしまったが、関西旅行の続きの話を。

 旅行二日目は、まず4月17日、18日だけに開帳される観心寺の如意輪観音像(国宝)を観に行った。そばに宿泊していたので朝9時前には到着。朝一番はお寺内でお経をあげる等の式がまずあるようで仏像の公開は10時か早くても9時半位とのこと。

f:id:Aishirou:20150502142428j:plain

 その前に境内をぶらぶらした。宝物館には古い他の仏像が色々あり楽しめた。

<インド風の像も庭にあり。>

f:id:Aishirou:20150429181013j:plain

 また楠木正成首塚もあった。何も知らなかったのだがこの地は正成の生地で、彼はこの寺の奉行でもあったとのこと。これまでは歴史でちょっと聞いたことある位だったのだが、今回の旅行で正成の存在を再認識した。彼は武人のありざまとして偶像化されたり、その動きに否定的な意見もあるようで物議を醸してるようで。

楠木正成首塚

f:id:Aishirou:20150429180931j:plain

 開帳前の9時過ぎには既に100人位だろうか、多くの観覧者が列を作った。さすがに国宝の御開帳ともなると平日でも人気がある。列ではボランティアのガイドさんもいて色々歴史やこの地方のことを教えてくれた。そうこうしてるうちに、幸いにも早く9時半には堂内への案内が始まった。

f:id:Aishirou:20150502142457j:plain

 如意輪観音像そのものは、丸みをもって少しなまめかしいまなざしのお顔がよく、片膝を立ててる体もなまめかしくてよい。 普通は四天王とかの力強い像が好みなのだが、このなまめかしさ、優しさは私を惹きつけるものがある。やはり写真で観るより実物がいい。作りは木像だが木目がきれいなのと、保存状態がよく色彩もきれいだ。手が6本あって、それぞれ物を持ったり頬を支えたりしていて、それぞれに意味があるそうだ。

 像やお堂の中は素晴らしかったのだが、観覧に来ている人々のマナーはちょっと頂けなかった。早くから来て並んだからというのは理解できるが、お寺の僧の方の説明が終わった後も、最前列に陣取った人々が座り込んで長く居座っていたのだ。後ろから観たい、観たいと人が押し寄せるので一時は押し合い圧し合い状態になり、将棋倒しになるくらいちょっと危険な状態になった。そんなこと起こってることはお構いなしに最前列は座り込んで居座っていた。公共の場での自分中心のわがままな振る舞いはホントに困ったもんだ。最近、まわりへの気遣いがない人が増えてると思う。自分も気を付けないと自省した。

 観心寺の後は、もう一つ国宝の剣(無銘附黒漆宝剣拵)を公開しているというそばの天屋山金剛寺へ。剣だけでなく仏像も観られてよかったのだが緑色の桜の花を観れたのは嬉しかった。

<なぜか中央に蛙が。。。>

f:id:Aishirou:20150502143609j:plain

f:id:Aishirou:20150502143545j:plain

<素敵な庭>

f:id:Aishirou:20150502143620j:plain

<緑の花の桜:御衣黄という品種>

f:id:Aishirou:20150502143638j:plain

 

 次は奈良 飛鳥の方に向かったが、途中、當麻寺へ寄った。

 七世紀創建の古いお寺で古い仏像もあるとことだったので寄ってみた。あまり期待してなかったのだがこれが良かった。広い境内に二つの三重の塔(国宝)。お庭もきれい。

 仏像は飛鳥時代の四天王が渋い。奈良時代以降の四天王のような動きやこわばった表情はなくほぼ直立していて表情はおだやか。ただ何ともいえないオーラが出てるような迫力があった。

www.taimadera.org

f:id:Aishirou:20150502153007j:plain

<三重塔。二つが同時に観れるのはここだけらしい。>

f:id:Aishirou:20150502153027j:plain

 

 當麻寺でお昼を取って午後は飛鳥へ。奈良にはよく来てるが飛鳥はいつも電車で素通りしていた。古い土地だし、高松塚古墳の絵はレプリカしか見れないし、あまり重要視してなかったのだけど今回行って想像していたよりよかった。

 まず日本最古の寺と言われる飛鳥寺へ。”最古”ってことに魅力を感じる私は一度は来てみたかったところ。6世紀末に創建されたそうでその当時からの姿を残しているとされる大仏がある。また大化の改新蘇我入鹿首塚が寺の西側にあった。

 <蘇我入鹿首塚

 

 

f:id:Aishirou:20150502145821j:plain

 

ここは仏像などの写真を自由に撮れるのがいい。

<飛鳥大仏、像高は270㎝余り>

f:id:Aishirou:20150502145836j:plain

<面長のお顔。初期の仏像は韓国の影響か面長のものが多い。傷はあるが精悍なお顔。>

f:id:Aishirou:20150502145845j:plain

聖徳太子像>

f:id:Aishirou:20150502145856j:plain

<周囲はのどかな風景が続く。いい感じ。>

f:id:Aishirou:20150502150241j:plain

 

 この後、他のお寺も廻りたかったが時間がなかったの石舞台遺跡大神神社へ。

 石舞台遺跡は期待してなかったのだけど、のどかな風景の丘の上に大きな石が組まれて並んでる姿はいい感じ。蘇我馬子の墓(埋葬626年)という説が有力とのことだが、よくもこんな大きな石を人力だけで運んで組み立てたよなと感心してしまう。ま時代としてはずっと古いがイギリスのストーンヘンジ(こちらは紀元前2000年~2500年)を観たときのオーラというか不思議さと似たものを感じた。観光に来ていた外国人(おそらくアメリカ人)も面白がって観光していたよ。

f:id:Aishirou:20150502150414j:plain

中へも入れる。

f:id:Aishirou:20150502150429j:plain

 

 ”最古”つながりで最古の神社と言われる大神神社(おおみわじんじゃ)にも寄った。大きな神社だ。神社の紀元は天皇家の由来に起因するのだけど、おそらく大和国とは別の国があったと思われる出雲の系列とかもあり、古い神社はちょっと興味深い。

f:id:Aishirou:20150502151330j:plain

f:id:Aishirou:20150502151344j:plain

<飛鳥地方の景色が一望できた>

f:id:Aishirou:20150502151354j:plain

 歴史上、古い土地、飛鳥は”最古”ものが多くて楽しめたが、まだまだ仏像等のあるお寺があるので、また今度来たいもんだ。

 そんな思いの中、本日一泊する京都に向かい車を飛ばした。

 ではでは。

 

如意輪観音 - Wikipedia

www.kanshinji.com

www.kankou-kawachinagano.jp

當麻寺 中之坊と伽藍堂塔 -奈良県 葛城市-

飛鳥寺

www.asuka-park.go.jp

oomiwa.or.jp