あいしろう blog IMAGINE

想像してみよう。それは何をもたらす? この後どうなる?   ときに楽しい夢を。ときには厳しい視点で。 

こんなの面倒、どうにかして!

 商品企画とか事業を企画するときにヒントになるのは、人の不便、不満に何があるのかを考察することだ。そしてその解決策の提供を検討する。だいたい解決策がないとか、難しいとかで、その不便が存在している訳だが、その難しい解決策を見いだせればブレークスルーになってヒットする。関係者の間では固定観念があったりして、見逃している策があったりするので、門外漢の意見を素直に聞くことも重要である。目先のことに捉われていて根本的視点が欠如したり、ユーザーから見たら当たり前の不満をしょうがないと諦めてることはよくあることだ。
 で、門外漢の私が日常で嫌だ、どうにかして!と思ってる例をちょっと挙げてみたい。誰かがその解決策を提供してくれることを期待して。
 パソコンとかスマホとか普及して通販や種々の情報にアクセスできるようになったのはいいのだけど、IDとPWを毎度、何度も聞かれるとうんざりする。それとちょっと関係しているのだけど、手持ちの会員カード等のカードの山にもうんざり。もちろんID,PWには管理ソフトやブラウザーソフトでの記憶、カードにしても会員組織の統合とかの動きがあるのは認識している。でもでもそれですぐに解決するような気が正直しない。

 IDやカードが存在するのは、もちろん私が誰であるかをはっきり(認証)させるためである。何の取引のためかというと
A. 私が何か、①商品、②情報、③サービス、④特典を得るため。
B. 私が何か、 ⑤金銭(クレジットカード、金券等を含む)、⑥情報(住所等)を提供するため。
A.①、②、③はネットではないリアルの店舗では⑤が現金である限り、④の特典を受けない限り、個人認証は必要ない。現金という信用が、私が誰であっても取引を成立させてくれる。現金を入手するときには、例えば銀行から引出すときなどに認証が必要だが、それは簡易な数値4桁のPWだ。クレジットカードだってリアルの店舗では、サインや暗証番号のみ、最近はサインなしで少額のスーパーなどでは買い物できる。ネットでもAmazonとかは進んでいて同じPC、スマホを使っている限り自動ログインでワンクリックで買い物できる。(ワンクリックはAmazonの特許とのことだが)でもi Tuneとかは何回かに一回、PWを聞いてくるし、皆、その面倒を解決したいとしてるのだけど、PWとか入力しなくても買い物できるようにならないのかなあ。特典があるからというのも理解してるけど、特典いらないから簡単にしてというときは多々ある。

 会員カードというのも止めて欲しい。各お店とかで個別のカードを発行し過ぎだと思う。もう財布の中はカードだらけ。特典がありますとか言っていながら、要は顧客を囲いこんだり、情報を得たいというお店側の意図、利益のためで、お店に利用されてる感じだ。医者の診察券もなくして欲しい。保険証あるんだから、なぜ追加でカードが必要なの?? 病院毎の診察券なんて止めて欲しいなあ。

 結局、ID,PWもカードも「あなたが誰なのか、お店とかは理解できないので教えて」ということなのだけど、私は客なのだから「そっちで覚えてろ」と言いたくなる。お店や事業者に、その顧客視点が欠如しているのだと思う。もうしょうがないと諦めてる感じ。
 個人識別をお店の方で行って、カード発行やPW認証を止めるように動いてほしい。技術的には、指紋とか声紋とか個人識別をする技術は進んでいるから、それを使う方向で動きはあるのだけど、それ以外にも持っているスマホなどの所有機器で識別、認証(カードを持ってるのと何も変わらない)、反対意見はあるけど、個別番号制というのも私は導入されてもいいと思っている。反対者は嫌なら、希望者だけに導入すればいい。

 セキュリティへの不安はあるのは理解してるけど、現金盗まれるリスクとどっちが高いの?とも思ってしまう。個人情報は限定しても買い物はできるし。セブンイレブンで受け取る通販とかだったら住所も知らせないでいいよね。
 私自身は個人情報の管理も、ちょっと神経質になりすぎている気がする。昔は皆、電話帳に電話番号と住所載せてたじゃない。漏れてもブロックする方法を並行して検討すればいいのではとも思ったりする。 あなたの住所、氏名ってそんなに秘密? 逆に自分を売り込みたい人もいるんじゃないの?(ちょっと過激??)
 ということで早くID,PWとたくさんのカードから解放されたい。誰か解決して。

 ではでは。