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あいしろう blog IMAGINE

想像してみよう。それは何をもたらす? この後どうなる?   ときに楽しい夢を。ときには厳しい視点で。 

冷蔵庫がなくなる? 家電商品企画の本質

 この前、日本の大手家電メーカーって客の本質を見抜いて新規商品を作ってない、今の商品企画が、既存商品の改善、改良だけに陥ってると書いた。ほんとに憂慮している。それを打破するために、今の商品は本質的に何のためにあるのかという深い考察が重要だ。

 例えば冷蔵庫は何のためにあるのか? 「食品の貯蔵庫」。 間違ってはいない。ではなぜ貯蔵する必要があるのか? 腐っちゃうから。確かに。でも腐らないようにするには冷やすだけか? 真空パックするという手もある。→ ということは簡易真空パック器があれば冷蔵庫は要らない。(①)
 貯蔵する必要があるのは、材料を購入してから料理するために時間があるからであり、材料を適量だけ買えないので余るからである。では適量の材料を買えれば冷蔵庫は要らない。(②) 買いに行くのでなく、適量を適時に家まで運んでもらえれば便利だ。(③)

 冷蔵庫だけで、このような考察ができる。①は新規商品へのアイデア。②ではスーパー等が細かく切り売りすること、③では通販、宅配業等が対応することと、家電メーカーではない他業種が冷蔵庫のライバルになる。②、③などは既に始まっている動きなので冷蔵庫市場は脅威にさらされている。全くなくなることはないとは思うが、冷蔵庫はもっと小型でいいやと予算を縮小するリスクがある。実際、コンビニがこれだけ普及していると一人暮らしの人などは既に持ってない人がいるのでは?

 冷蔵庫には単純に冷やすという用途もある。ビールを冷やす。氷を作る。でもビールでいうと、冷やして保存しておく必要性は実はない。冷やしてくれればいいのだ。だから思い立ったら即時に冷やしてくれる機器があればいいのだ(④)。これも新規商品アイデア

 冷蔵庫というのは、素材から実際食べるときまでの中間地点でしかない。人にとって食べることが最大の価値であり、そこまでの中間地点には実は価値はないので、一番楽なコストのかからないものを選ぶ。逆手を取って最大価値の食事を最高に美味しくすることに考察を深めるというのも手だ。 料理を作る調理器もあるので、それとリンクして、スーパーやコンビニで買った素材より美味しくなる、みたいなことができると他業種の脅威に対抗できる。ここをもっと発展させると、逆に家電メーカーもレストランなど外食産業への脅威になるだろう。

 人の財布は限られている。価値を提供して、いかにその財布から自分に払ってもらうお金を増やすかのゲームだ。 がんばれ商品企画!

 ではでは。