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想像してみよう。それは何をもたらす? この後どうなる?   ときに楽しい夢を。ときには厳しい視点で。 

ニュージーランドのレストラン その1 オークランド The Occidental Belgian Beer Cafe ニュージーランドに行ってきました(5)

   ニュージーランド旅行で行ったレストランを紹介します。今回、計8泊したのですが1泊の夕食は前述したようにテカポ湖で自炊したので計7回、レストランで夕食を取りました。どこも大きな外れもなく美味しくて、意外な驚きもあったりして楽しめました。
それぞれのレストランについて取り留めもなく書いてみたいと思います。

 

1.The Occidental Belgian Beer Cafe オークランド, Auckland

  帰国前の最後の夜に行ったレストランです。ちょっと夜遅くなって、日曜ということもあるのか街の人出は少なく寂しい感じでした。行こうと思ったところがあいにく休みだったのでこの店にしました。ムール貝が有名なベルギービールのCafeというかBarです。ネットでもよく紹介されていました。


お店は結構混んでいて隅っこのテーブルが辛うじて空いてました。

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バーカウンター

 

定番のムール貝とビールをまず頼みました。ベルギービールの品揃えはさすがで何十種類もありました。ただ私はベルギービールを語れる程の知識はないのですが、頼んだのはコクがあって美味しかったです。

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ビール その1

 

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ビール その2

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ビールのメニュー その1

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ビールのメニュー その2 こんなページが10ページ位ありました




ムール貝はこれ。

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でっかいムール貝

 

本場のベルギーのムール貝より大柄で身も大きかったです。ニュージーランドムール貝は大きいとは聞いていたのですがこんなに大きいとは思ってませんでした。味は美味しかったです。まあムール貝の白ワイン煮をまずく作る方が難しいですが。。。 貝がちょっとジャリついたのがちょっと残念。

追加でラム肉を頼みました。普通に焼いて煮た感じで普通に美味しかったです。

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ラム肉


建物はトラディショナルで素敵ですね。

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オークランドでの素敵な夜でした。

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おまけ オークランドのスカイタワー

 

ではでは。

 

 

www.occidentalbar.co.nz

 

 

ことりっぷ 海外版 ニュージーランド (旅行ガイド)

ことりっぷ 海外版 ニュージーランド (旅行ガイド)

 

 

 

Lonely Planet Auckland & Bay of Islands Road Trips (Travel Guide) (English Edition)

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ロードオブザリング撮影地 エドラスの丘へ。楽しかったツアー。 ニュージーランドに行ってきました(4)

ロードオブザリングLOTR, 指輪物語)の映画の2作目で人間の国 ローハンのお城のあるエドラスの丘。その撮影地に行くツアーに参加しました。クライストチャーチを朝出て夕方に帰る1日ががりでしたが途中の景色やエドラスの丘から見る景色が素晴らしい思い出に残るいいツアーでした。

 

トヨタランドクルーザーを改造した4WDでホテルまで迎えに来てくれました。参加者は私達2人以外にドイツ人の夫婦らしき2人組みと日本人の女性1人の計5人でした。
運転手兼ガイドは20代の元気なお兄ちゃんでした。ガイド言語は英語です。

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連れていってもらったランドクルーザー

 

エドラスの丘はクライストチャーチから片道2時間位かかるMt.Sunday(マウントサンディ)という場所ですが、ガイドがよく喋るのと途中の風景も綺麗なので途中行程は飽きませんでした。

 

途中でカフェでちょっと休憩。コーヒーや軽食を取れました。

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休憩したカフェ

 

エドラスの丘に到着する前にも絶景のポイントで止まってくれました。

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広大な風景


周りに小さい家のような建物があったのですが休暇を楽しむための別荘だそうです。

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美しい山

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これがエドラスの丘です。




その後、エドラスの丘のそばのロッジに行きました。そこには山羊や鴨がいてちょっとした牧場という感じです。
シーズンにより宿泊も出来るそうです。

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山羊たち

 

ここの土地は私有地で勝手には入れないとのこと。
エドラスの丘に向かう途中は川を横切ったりするので普通のクルマでは通れないと思います。丘に向かう途中多くのウサギを見かけました。

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車が横切った川

川に囲まれた平原にポコっと岩の小山、それがエドラスの丘でした。

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エドラスの丘 下から眺めたところ

車をそばに止めてそこから丘の頂上まで歩きました。片道10分くらいの距離です。丘の上での記念撮影用も兼ねて戦に行くように剣を担いで行きました。私の小太りな体型を見てか小人ドワーフ族のギムリ用の斧を勧められましたが私はギムリじゃないよと主張して剣を代わりに持って行きました。

丘の上に立つと川、平原と周りの山々が見渡せ素晴らしい景色でした。

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丘の上から

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丘の上から その2

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丘の上から その3

 

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丘の上から その4

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丘の上から その5


剣と旗を持って記念撮影もしました。

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記念撮影

 

丘の上で景色を楽しみながらガイドのお兄ちゃんと会話を楽しみました。彼はクルマが好きで日本車のファンとのこと。好きなクルマはソアラにチェイサー。そうFR車でコーナーリングを楽しむドリフト愛好家だったのです。ニュージーランドでは今日本車は工場もなくとても高価だとのこと。日本でワーキングホリデー取って日本車で走りたいとのこと。友達が日本にいるそうで結構日本について詳しかったです。エビスに行きたいと言ったので東京の恵比寿だと思い、いいとこだよと答えたのですが、後で調べたら福島県のドリフトのメッカのエビスサーキットのことを言っていたんだと気づきました。ニュージーランドやオーストラリアからドリフトのためだけに多くの人が日本に来ているのは知っていたのですが。彼の夢が叶えばいいですね。

 

さてそうやって丘の上でゆっくりした後、車に戻りました。

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丘から下っているところ

 

そこでハプニング。ドイツから来た男性がバッグを丘の上に置いて忘れてきてしまったのでした。小道具の剣を持った代わりにバッグを持ってくるのを忘れてしまったようです。ガイドのお兄ちゃんが走って取ってきてくれました。さすがの元気なお兄ちゃんも帰ってきたときは息が上がっていました。

ロッジに戻ってサンドイッチでチョット遅めのランチを取りました。飲み物にワインがあり、他の人は飲まなかったので私達二人でボトル一本を空けちゃいました。

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二人で飲みほしたワインのボトル

ランチを終え帰路につきました。ここからはまっすぐクライストチャーチに向かい宿泊してるホテルまで送り届けてくれました。

なかなか充実した1日でした。

下記が今回お世話になったツアーです。

Lord of the Rings: Edoras Tourhasslefreetours.co.nz

ではでは。

 

 

 

 

 

文庫 新版 指輪物語 全10巻セット (評論社文庫)

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そうだ! ニュージーランド行こう! ~52歳フツーの主婦がニュージーランドひとり旅で見つけた大切なこと~

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Moon New Zealand (Travel Guide)

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テカポ湖、想像を絶する星空と素敵な別荘。 ニュージーランドに行ってきました(3)

 星空が美しいということで有名なテカポ湖。正直、行く前はそんなに期待していませんでした。でもそれは想像を絶する美しさでした。

 

 テカポ湖は南島のクイーンズタウンクライストチャーチの間にある氷河でできたとされる南北に細長い大きな湖です。リゾート地として有名でホテルや別荘はありますが住んでいる人は少ないそうです。そんな小さな村が湖の南の湖畔にあります。

 

 宿は湖が見えるという条件で探してホテルではなく別荘を借りました。ちょっと車で走ると区画割りされた別荘地域がありその一画にその別荘はありました。ベッドルームが子供用を含めて3部屋もあるような二人の宿泊には広すぎて非常に贅沢な別荘でした。

 

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宿泊した貸し別荘のリビングルーム(翌朝)

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別荘の外観(玄関側から), 右の後ろに見えるのがテカポ湖

 予約した星空ツアーの出発が夜の11時と遅かったので先に夕食を取りました。せっかくの別荘でキッチンも立派だったのでスーパーで買い出した食材で自炊しました。ラムチョップとポテト、マッシュルームのオーブン焼きにサラダとスープ。なかなか美味しく出来て広いダイニングもありリラックスした食事で気分良かったです。この後車の運転をしなくてはいけなかったのワインを飲めなかったのは残念でした。

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自炊で夕食 ラムチョップにサラダ

 

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ワインが飲めなかったので泣く泣くジンジャービールでガマン。。。

 星空ツアーは日本語ガイドの回を頼んだのですが英語にしなくて良かったです。なにせ色々星の細かいことを教えてくれたのですがそれはとても英語では追いつけなかったと思います。

 夜11時に事務所に集合。まず受付をしてそこでグループの目印のペンダントと小型の赤外線ライトを渡されました。参加者は30人位でした。まず基本的な説明がされもし曇って星が見えなくても天文台の案内や説明をするのでツアーは実行される等の話がありました。その後防寒着として探検隊のようなダウンを渡されバスに乗り込み目的のマウント・ジョン(Mt. John)天文台に向かいました。

 天文台は湖の横の小高い山の上にありバスで15分位で到着しました。天文台のある山には昼間は有料で一般の車も入れますが夜間は関係者以外はツアーのバスしか入れないとのこと。

 バスを降りるとそこは暗黒の世界。足元も真っ暗で歩くには借りた赤外線のライトで照らす必要がありました。ちなみにスマホのライトや他のライトは天文の観測に支障をきたすので使用禁止です。

 そんな足元が真っ暗な世界で上を見上げるとそれはビックリするような星の世界でした。今まで長野の高原などで綺麗な星空を見たことはありましたがそれとは雲泥の差の星の圧倒的な数と美しさでした。暗い空に目が慣れてくるとより鮮明に見え、天の川が本当の川の流れのように天上を長く横切っていました。

 天文台のそばまで少し歩いた後ガイドさんが説明をしてくれました。南半球でしか見えない南十字星やその見つけ方、また星座、明るい星、惑星の話など面白おかしくわかりやすく説明してくれました。レーザーポインターを使ってどの星が何か指して説明してくれはっきりわかりました。レーザーポインターがあんなに届くんだあとちょっと驚きました。マゼラン星雲の説明で宇宙戦艦ヤマトのあらすじを話したのは個人的に受けました。ここであらすじ話すかって。。

 寒さは防寒着を着ていたのでそれほどこたえませんでしたが手袋は必携だと思います。途中ホットチョコレートを飲ませてくれたのはありがたかったです。

 

 一通りの説明の後、集合写真を撮り、次は望遠鏡で星を見ました。3台の望遠鏡を交互に見て木星土星に名前を忘れましたが恒星を見ました。木星は縞模様に3個の衛星、土星は輪っかがはっきり見えました。

 あいにく私のカメラでは綺麗な星空を撮影できなかったのですがその圧倒的な美しさはツアーの集合記念写真と私の脳裏に鮮明に刻まれました。雲のほとんどない晴天で観察したときは月も隠れていていいときに星空を見れたのは運が良かったと思います。

 

 星空観察を終え事務所に帰ったのは出発から約2時間後の午前1:00頃でした。そこで解散して別荘に戻りましたが途中有名な羊飼いの教会に立ち寄りました。綺麗な星空の下にポツンと建つ小さな教会。ここも真っ暗で建物等はうっすらとしか見えなかったですが星空は綺麗でした。

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羊飼いの教会と星空。かろうじて撮れた写真です。肉眼で観る星空はこんなもんじゃないです。

 

 

 翌朝はちょっと別荘でゆっくりし朝食を取りながら湖の景色などを楽しみました。

 その後再度羊飼いの教会のそばに行き湖畔や辺りを散策しました。日が差している中でのテカポ湖と背景の山々もとても美しかったです。

 

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朝の羊飼いの教会

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テカポ湖 有名な乳白色の湖面とポプラ

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朝日に反射する湖面と山並み

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山並み

 

 テカポ湖というと有名な湖畔レストランというサーモン丼を出す和食レストランがあります。 ランチでもと思いちょっと覗いてみましたが予約がないと1時間くらいしないと席がないということで入りませんでした。中は何か日本の観光地の土産物屋の食事処という雰囲気で団体さんの座席も多そうだったので行かなくても特に不満はありませんでした。この後私達は次の目的地のクライストチャーチに向かいました。

 

 以上、訪れたテカポ湖はその圧倒的な星空と素敵な別荘に宿泊と、また今度は何泊か滞在してもいいかなと思った素敵な場所でした。

 

 ではでは。

 

 

 

今回お世話になったツアーです。

https://www.earthandsky.co.nz/ja/

 

 

 

NHK 世界で一番美しい瞬間 (単行本)

NHK 世界で一番美しい瞬間 (単行本)

 

 

 

ホビット村(Hobitton Movie Set)マタマタ, ニュージーランドへの旅行(2)

   GWに行ったニュージーランド旅行、その主目的は ロード・オブ・ザ・リング撮影地巡り。そのために絶対外せないのがホビット村、Hobitton Movie Setです。 ホビット達の暮らす可愛らしい村のセットが観光用として残されています。

 場所は北島の大都市オークランドから車で2時間くらいのマタマタという街のそばにあります。私達は前日にそばのケンブリッジという街に泊まり、そこからは車で30分くらいで着きました。

 THE SHIRE’S RESTという出発の拠点に車を停め、事前にネットで予約した内容で受け付けをしてバスを待ちます。そこにはグッズのショップやカフェもあって時間は潰せました。

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出発の場所 THE SHIRE'S REST(駐車場もここにあります)

 出発時間になるとバスが来てホビット村に専任のガイドが案内してくれます。バスも緑の統一感のあるデザインでいい感じです。

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バス乗り場

 元々牧場だったところを交渉して映画セットにしたそうです。小さなうねりが続く丘陵地帯で丘の起伏と木々と草原の風景がマッチした美しい景色を作っていて、そこがホビット村にピッタリだったのだと思います。そんな場所を選定した経緯などの話を映画監督 のピーター・ジャクソンなどが語るビデオで案内(英語)されながら、バスはホビット村に向かい、帰りに寄る橋や緑竜館の建物を横目に15分くらい走ってホビット村に到着しました。

 バスを降りるとすぐにホビット村の世界でした。

 

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 花や緑、置物なども綺麗に管理されていて可愛らしい村がまだそこに生きていました。

 

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 ガイドに案内されながら歩いて行きます。一個一個の家も可愛いし、それぞれの家に野菜や魚、釣竿、洗濯物など生活に関係する物が置いてあってリアリティを出していました。

 

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 また家も可愛いのですが大小の木々や起伏のある全体の景色も魅力的で、まさに映画にあったホビットが住んでいた村がそこに残っていました。

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 ガイドが撮影もしてくれたり、途中から雨が降ってきたらおっきな傘を借してくれたり、サービスもとても良かったです。

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ビルボの”パーティー関係者以外お断り”の看板

 

 最後に緑竜館に入ってそこでビールやジンジャエールが無料で振る舞われました。その緑竜館もホビットが呑んで騒いだ飲み屋の雰囲気を出していました。

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緑竜館の外観

 

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橋 (雨なのが残念。。)


 このように、ホビットの世界にどっぷりはまれ、イマジネーションを掻き立てられるホビット村はとても楽しい場所でした。今回はあいにく天気が良くなく、後半は結構土砂降りの雨で、ここをとても楽しみにしていた連れはとても残念がっていました。 今度は晴れの日に是非また来てみたいものです。

 

ではでは。

 

 

僕たちの好きな『指輪物語』 (別冊宝島 (966))

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ニュージーランドに旅行。まずはグレノーキーを紹介。クイーンズタウンに行ったら寄ってみては。

 今年のゴールデンウィークの10日間の大型連休にニュージーランドに旅行して来ました。ヨーロッパ、北米、アジアは色々と旅行したことはありますが、オセアニア地域は初訪問です。今回の目的は映画「ロード・オブ・ザ・リング」の撮影地を巡ることだったのですが、撮影地だけでなく、初めてのニュージランドはとても印象深いものだったので、思いつくままにここに書いてみたいと思います。
 

 まずはグレノーキー(Glenorchy)について。

 

 グレノーキー(グレノーチーと書いてあるところもあるけど)と聞いてもピンと来ないと思いますが、南島の観光の中心都市クイーンズタウンから車で40分位走ったところにある田舎街です。クイーンズタウンはワカティプ湖(Lake Wakatipu)という美しい湖沿いにある都市ですが、その湖沿いに車を走らせます。元々、その道沿いにロード・オブ・ザ・リングの撮影地が点在しているということで向かったのですが、撮影地というより、その自然の景色の美しさが素晴らしかったです。雪をかぶった山並み、それを映し出す湖面、乾いた草原、それが織りなす景色は本当に綺麗でした。

 撮影地を巡るツアーもあるのですが、私たちは自力で廻ったので、正確な撮影場所はわからなかったのですが、どこも撮影地になりそうで、今にもホビットが出てきたり、戦が起こりそうな景色でした。

 

 

 

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クイーンズタウンを出てすぐのワカティプ湖と美しい山並み

 

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山と湿地平原。ほんとロード・オブ・ザ・リングの映画的な景色。

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川と山

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”Paradise"と呼ばれる土地。ここも映画の撮影地だとか。

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羊と山。これも絵になります。

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ダイヤモンド湖という湖の湖畔の小屋。ここには観光客が多かった。。。

 

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ダイヤモンド湖のヨットと山

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カフェで”本日のスープ”をランチとして食べました。かぼちゃと野菜のスープ。


 川下りのようなアクティビティもあるので訪れた人もいるかもしれませんが、ツアーでは普通、クイーンズタウンからミルフォードサウンドか、ワナカの方に向かい、そっちへ向かう道とは違う道になるので、グレノーキーは日本人にとっては穴場かもしれないですね。(中国人観光客はたくさんいましたが。。。) クイーンズタウンに行ったら一度、車でドライブしてみては?

ではでは。

LOVELY GREEN NEW ZEALAND  未来の国を旅するガイドブック

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セクハラ官僚とARABAKI(アラバキ)ロックフェスで感じたロックな気持ち

セクハラ疑惑の財務省のお偉いさんを見て
「こういうオヤジになりたくない」ってタイプだなあと感じた。私も50代半ばでそんなに歳は変わらないオヤジで、ヒトから見たら似たようなもんかもしれないけど。

 

 4月29日に宮城県で開かれたアラバキのロックフェスに行ってきた。そこで真心ブラザーズYO-KINGを見て「いい歳の取り方してるなあ」と思った。なんか肩肘張ってなくて、気張ってなくて、主張している感じはしないんだけど、フワッとオーラを放っている。

 

 両者のこの差は何だろう。前者は何十兆円もの国家予算を取り仕切るトップの人。その権力は絶大で、そこに至るための能力、手腕は相当なものなんだろう。おそらく多くの物事を調整したり、組織や政治的な苦労も経験されてるのだろう。私も大企業の一員だったことがあるので組織で這い上がる難しさは想像できる。ただその組織に揉みくちゃにされてきた顔つき、そして官僚的な紺のスーツの似合う風態に、権力を笠にきた強気が、嫌な印象を与えているのだと思う。

 

 一方、YO-KINGには、「自分の好きなことしか興味ないし」「嫌な価値観に付き合ったり、調整なんてしないし」「無理して媚売ったり、飾ったりしないよ」というような自由さを感じる。もちろん音楽的に成功したっていう余裕が背景にあるけど、そのスタイルがオーラの元になっているように思う。

 

 私は高校生の頃、「なんて自分は周りの人と違うんだろう」「価値観が違う」っていつも感じていた。そんな違和感を感じつつ自己主張があまり強くないので、「違うんだよ」とは言わずにおとなしく生活していて、その気持ちを漫画創作などにぶつけていた。その後もその気持ちはあまり変わらないけど世の中で上手く立ち回りつつも「自分の価値観」を曲げることはせず、妥協するようなことは仕事も私生活でもしてこなかった。その不器用さもあってか大して出世はしてないけど気持ちよく生きている感じだ。

YO-KING忌野清志郎に褒められた曲がこれだとアラバキで語ってた。

 

 

きいてる奴らが バカだから

きいてる奴らが バカだから

  • provided courtesy of iTunes

 

確かに清志郎にも通じる曲。
清志郎のこの曲も私の感覚と同じで心に染みる。

 

 

わかってもらえるさ

わかってもらえるさ

  • provided courtesy of iTunes

 

こういう"芯"が、"ロック"のような気がする。 

 

 そして高校生のときは「僕だけ違う」と思ってたけど、50代になった今、実は皆、それぞれ違っていて、そう感じている人は多いんだろうなって思う。そんな中、最近のネットは、色々な価値観同士で繋がりやすくなってるように思う。 ロックな心が生きて、皆の色々な価値観でシナジーが起こればいいな。


ではでは。

 

 

日頃運動をしていなかった私が東京マラソン2018に参加。完走したためにした5つのこと(5)本番

本番


 2018年2月25日、いよいよ本番当日です。

 その日は朝早く5時に起床しました。スタート時刻は午前9時ですが、早めに、2時間前には着いていた方がいいということで早く起床しました。でも気持ちが昂ぶっているためか無理なく起きることができました。

   朝食はトーストしたパンにバナナ、暖かい豆乳とヨーグルトを摂りました。消化が悪く良くないということで生野菜のサラダとかは摂りませんでした。


   ウェアやシューズはもう走れる格好をしてその上に防寒パンツにスウェットシャツや上着を羽織りました。家を出て電車に乗り新宿駅に向かうと、東京マラソンの参加者をチラホラ見掛け、新宿駅に着いて出口を出るとスタート地点の都庁の方に向かって参加者がぞろぞろ列を作って歩いていました。3万人以上が参加するので混み合うのは当然といえば当然なのですが。

 私は遅いタイムで申請しているためか出発の集合場所(スタートブロック)は後ろの方のJと呼ばれる所なので南口から奥の方の所定のゲート4に向かいました。

予定通り7時位に到着しセキュリティチェックを受けてゲートをくぐるとすぐに荷物を預けるトラックが並んでいました。もうここで走るときの持ち物以外は預けないといけません。スタートまでまだ2時間もあるので古着として寄付する上着を持ってきて正解でした。その上着以外を脱ぎバッグに入れて預けました。周りには多くの人が準備をしていてコスプレの化粧をしてる人もいました。ただ場所に余裕はあるのでそんな混み合った感じはしませんでした。


   スタートまでまだ時間はありましたがそれまでにしておくことはトイレと栄養補給。トイレは既に長蛇の列ができていましたが、隅っこの男性専用はすいていました。それを確認した上でスタート地点に並ぶ前のギリギリに行きました。

 スタート地点に並んだのは出発30分前位。古着の上着を所定のボックスに寄付して、自分のスタート場所であるJ地点に並びました。東京マラソンをキャッキャッと楽しんでいる台湾ランナーのグループに囲まれながら、栄養補給のゼリーとジュースをとって、ジッと一人スタートを待ちます。100均のカッパを来ていましたが寒さはそれ程ではなかったです。スタートが近くなってくるとDJがトークしたり少しずつ盛り上がってきます。都知事や協会長の挨拶があってまず車イスマラソンがスタート。そしてフルマラソンのスタートの号砲です。とはいっても後方の私達は前が進むのを待つので10分くらいしてからユックリとスタートします。カッパをボランティアに持ってるゴミ袋に入れ走り出しました。ここにも古着を入れるところがあり、古着をギリギリまで着てれば100均のカッパはいらなかったなと思いました。正式なスタート地点のゲートを都知事に手を振りながら通過。「やっとスタートだあ」という感じで意識は高揚しました。廻りのランナーはドンドンスピードを出して私を抜いて行きます。ただここは焦っちゃいけないと気持ちを抑えマイペースで走りました。都庁から歌舞伎町の方を抜けます。下見の甲斐あって走る道がイメージ通りです。朝早いためか沿道の応援はここら辺ではそれ程多くはなかったです。市ヶ谷の自衛隊前では吹奏楽の演奏があり、走りながら聴く生演奏は心に沁みました。下見のときは歩きだったので遠く感じたのですが市ヶ谷まであっという間という感じでした。ここまでで5km。ペースは約7分/km 。いつもより速めです。気持ちを抑えているつもりでしたが廻りのムードに押されやっぱり速くなっていました。ここら辺から沿道の応援も増えた感じです。 飯田橋、神保町と抜けて日本橋に向かいます。まだ疲れもなく気分的には快い感じでした。廻りは友達と一緒に走っている人や年配の人、コスプレの人など様々な人が走っています。だんだん自分と似たペースの人が増えてきました。途中、もうトイレに駆け込む人がいてトイレには列ができています。日本橋を過ぎ10km地点まで来ました。後ろからのスタートだったこともあり時間は号砲から1時間40分かかって時刻にして10時40分。ここで私もトイレに行くことにしました。このトイレで約15分ロスりました。ここから茅場町、水天宮と抜けます。ここら辺から折り返し後の帰りのコースと一部並行になり、既に速いランナーがゴールへ向けて反対方向へ走り抜けて行きます。まあもう1時間40分を過ぎてるので当然なんですがチョット焦りました。下見でも見た目立つ建物の明治座前を通り浅草へ上がります。給水所はたくさんあってポカリスエットや水を飲めました。給水所の入り口付近は混むので、すいている奥の方で取るのがコツだと思います。 

 

   浅草の雷門の前で大きく曲がり折り返します。雷門の前には多くの応援の人がいて疲れ出してきていた気持ちを盛り上げてくれました。ここから南に下って蔵前あたりで15km、さすがに疲れが出てきました。ペースも落ちて8分/kmを超えました。チョット早いですが持ってきた栄養補給ゼリーを一本取りました。小型の濃縮タイプということもあってドロッと濃い味でした。この先の両国駅辺りで家内が応援に来てるはずです。そこまでは走ろうと頑張りました。隣を走っていた20代半ば位の女の子は彼氏らしき人が応援で歩道を搬送していました。「まだまだ前の方だよ」「大丈夫、大丈夫」と彼氏が優しく応援していて微笑ましかったです。でも彼氏もずっとついて搬送するなんてやるなあと感心してしまいました。そんな余計なことを考えながら走って両国駅近くに来たら家内がいました。「よっ」とチョット声をかけて特に立ち止まらず走り抜けて去りました。後で聞いたら予定時刻よりあまりに遅いのでもう通り過ぎちゃったのかと思っていたとのこと。ここで時刻は11時30分位、号砲からもう2時間半経っていました。ここ両国駅には折り返した後、また帰りも通るのでもう一回家内と会う予定です。

 

   この辺りからどっと疲れが出て来ました。足もふくらはぎあたりがだるく痛くなってきました。門前仲町まで向かう道は橋への登り坂などがあり辛かったです。そして遂に走りきれず歩き出してしまいました。チョット歩きチョット走るの繰り返しです。富岡八幡宮前を折り返し丁度中間地点を通過。まだ残り半分あるのに歩き出しているようでは最後まで行けるか、制限時間内で走れるのかすごく不安になりました。脚は痛くてパンパンです。再度、両国に戻って家内の前に来ました。今度はチョット立ち止まって2、3言葉を交わしました。このとき強がって弱音は吐きませんでしたが、正直走り切る自信はありませんでした。ここで23.5km。まだ残り19km近くあります。

 

   ここから引き続き走りと歩きの繰り返しで日本橋に戻り、そこから銀座に出ました。銀座に来ると「ここが銀座だあ」と大声を上げているお登りさんの女性がいましたが、綺麗なビルに囲まれた広いメインの大通りの真ん中を走るのは私にとっても気持ちよかったです。ここから日比谷に抜け芝増上寺、高輪の方へ向かいます。下見をしなかったコースです。スタートしてから約30〜40kmの区間。この区間が一番辛かったです。もう脱落しようかという気持ちに何回かなりました。でもここでめげちゃ駄目だと踏ん張りました。反対車線には折り返してゴールに向かう人達が走っています。そっちにも歩いている人がいました。立ち止まって屈伸運動してる人、エアサロンパスをかけてもらっている人もいて皆私と同じく脚にきてるようです。 途中、無料でエアサロンパスを配っていたので私ももらってふくらはぎにかけました。スッと冷えて気持ちよかったですが脚の痛みは消えません。

 

    途中、給水ポイントでは頻繁に水分を補給していましたがもう尿意も起こらずトイレに寄る必要はありませんでした。多分全部汗として出尽くしていたのでしょう。

給水ポイントでは、皆ポカリスエットとかをこぼすためか地面がベタベタでシューズにくっ付いて気持ち悪かったです。


    約36kmの地点にある高輪の折り返し地点はホントに遠く、行っても行ってもたどり着かないように感じました。下見はしてなかったのですが、芝、高輪はよく知っているエリアなのですが、こんなに遠かったっけと心の中でチョットウンザリしていました。そんなウンザリした気持ちの中どうにか折り返し地点にたどり着き、日比谷に戻ります。「歩かないで走れーっ 」という罵声も応援の列から聞こえましたがこの区間はほとんど走らず歩いていました。ペースは恥ずかしながら10分/kmを超えました。ヘトヘトになりながら日比谷に着きどうにか40kmに到達。後残り2kmチョットのところで力を振り絞って走り出しました。周りの人は殆ど歩いているのでどんどん抜いて行きます。東京駅の方に近くなると道が細くなり、沿道の応援の人々が近くになりました。ここの2kmも長かったです。早くゴールよ見えろと心の中で叫びながらゴールを目指しました。路地を抜けて皇居前の広い道に右に折れるとそこがゴールゲートでした。ゴールは「やったあ」の気持ちを込めて両手を上に広げながら通過しました。時間は6時間36分 (スタート地点からの実質のネットタイムは6時間23分、平均ペース 9分チョット) 自分ながら(歩いちゃったのですが)完走できたことに達成感を感じて嬉しかったです。ゴールを抜けて少し歩くと完走の記念のメダルとタオルをかけてくれました。ボランティアの人の丁寧な対応が嬉しかったのですが、これで終わったあと急に脱力感が出て脚の痛みもあり10分くらい座り込みました。ここで家内にLineでどうにか完走したよと報告。


    もうヘトヘトで脚はもうパンパンで痛くて歩くのも辛かったのですが、よし帰るぞと気持ちを奮い立たせ、預けていた荷物を受け取り、上着を着替えました。


    日比谷駅から地下鉄で帰ったのですが階段の登り降りが辛くユックリすり足で家に向かい17時位に家に着きました。

    家では家内に記念のメダルとかを見せてチョット自慢しました。家内の撮ってくれた写真とかを楽しみ、夕食を取って早めに床に着きました。


     翌日も脚の痛みはひどく、どうにかユックリ階段を登り降りができる程度でしたが、その後はだんだん痛みは和らぎ、3、4日でほとんど痛みは感じなくなり、普段通りの生活に戻りました。

 

    このようにわたしはどうにか東京マラソンを走りました。50歳半ばの運動をほとんどしていなかった、チョット太めの男が4ヶ月間、色々情報収集し、練習してなんとか脱落することなく、制限時間を超えないでゴールできました。1ヶ月後に届いた記録によると男子26,611人中25,600位代、55歳~59歳年代で2,690人中2600位代と相当後ろでしたが、脱落しないで完走できたのはいい経験になりました。 これで少し走るのが好きになったので、これからも週一位のペースで走って、年に1、2回マラソン大会でも出てみようかなと思っています。また東京マラソンにも是非参加したいと思います。なかなか抽選で当たらないでしょうが。。

 

ではでは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

552.Tokyo of the Day and Night: 昼と夜と東京都。