あいしろう blog IMAGINE

想像してみよう。それは何をもたらす? この後どうなる?   ときに楽しい夢を。ときには厳しい視点で。 

バルセロナ、カタルーニャ地方(スペイン):ヨーロッパ(欧州)旅行地 ランキング 私的ベスト30: 第6位

  おそらく日本で一番知名度の高いスペインの都市、バルセロナ。サクラダファミリアで有名なガウディの建築、サッカーチームのFCバルセロナがあり、1992年にはオリンピックも開催されましたしね。とても活気があって、爽やかな気候もあって、仕事でも観光でも訪れて居心地のいい楽しい街です。

 

 海に面した街の中心部は平坦で、その周りを丘陵地帯が囲んでいます。海に面してるだけあって、シーフードはとても美味しかったですね。またスペインで楽しいのはバル(Bar) 巡り。カウンターだけのお店がたくさんあって、つまみも色々種類があって、軽くつまんで飲むのは楽しかったです。それぞれのバルに得意なつまみがあって、エビ専門バルでエビの殻を剥きながら食べて飲んだり(殻は床にポイって捨ててました)、スペインオムレツやタパスとかを楽しみました。 本来は、このバルでつまんで、その後、夜更けてからちゃんとした夕食をとるそうですが、少食の私としては、バルだけでお腹一杯でしたね。
 
 観光地としては、もちろんガウディ建築巡りがあります。サクラダファミリア以外に、グエル公園、グエル亭、カサ・バトリョカサ・ミラなどたくさんあり、その独特な曲面、装飾は観ていて興味深くて楽しかったです。これだけ個性を前面に出せるのはすごいなと感心します。
 
 街以外にも近郊をドライブするのもお勧めです。奇妙な岩が連なるモンセラート山と修道院。ここは以前紹介したギリシャのメテオラの角ばった断崖とは異なり、角が丸っこい不思議な岩がにょきにょき生えていました。

 

 また北東にあるフィゲレスという街にあるダリ美術館 (Teatre-Museu Dali)は、ダリ自ら建てたとのことで、建物自体がピンク色がかった朱色の不思議な造形で、中の展示も絵アリ、オブジェありと、ダリの不思議感覚を肌で実感でき、とても楽しく印象に強く残っています。もし時間が許せば是非行ってみてください。

 

 ガウディといい、ダリといい、こんなユニークな人が出てきて、自由にアートを発信できたなんて、バルセロナカタルーニャって素敵な土地だと思います。

 

 ではでは。

 

 

サグラダ・ファミリア: ガウディとの対話

サグラダ・ファミリア: ガウディとの対話

 

 

 

バルセロナのガウディ建築案内 (コロナ・ブックス)

バルセロナのガウディ建築案内 (コロナ・ブックス)

 

 

 

一度は訪れたい世界の街 バルセロナの旅 スペイン 1 RCD-5809 [DVD]

一度は訪れたい世界の街 バルセロナの旅 スペイン 1 RCD-5809 [DVD]

 

 

 

熱愛スペイン(CREA Due Traveller)

熱愛スペイン(CREA Due Traveller)

 

 

 

 

 

カタルーニャを知る事典 (平凡社新書)

カタルーニャを知る事典 (平凡社新書)

 

 

 

もっと知りたいサルバドール・ダリ (生涯と作品)

もっと知りたいサルバドール・ダリ (生涯と作品)

 

 

 

プロヴァンス地方, 南フランス(フランス):ヨーロッパ(欧州)旅行地 ランキング 私的ベスト30: 第7位

 フランスの田舎、南フランスに広がるプロヴァンス地方。 今から20年程前に、イギリス人 ピーターメイル(Peter Mayle)が著した南仏プロヴァンスの12か月という本は日本でもベストセラーになり有名になりました。 ここはドライブで廻るには非常に素晴らしい地域です。

 日本のような深い森ではない、ちょっと渇いた感じの木々、草花や畑が広がる丘陵地帯の風景。 そんな素敵な景色の中を気持ちよくドライブしながら出会える小さな村。 ガイドブックに載ってないような小さな村を訪ねると、のどかで、ゆっくり流れる時間を感じ、心が豊かになる気分になり、とてもいい体験でした。 

 そういう村で庶民的なレストランを訪ねると素朴なフランス料理を楽しめます。庶民的とはいえここはフランス。メニューはコース料理です。 前菜と、メインの肉料理か魚料理、そしてデザートを選びます。メニューはフランス語表記です。 パリとか大都会や観光地では英語メニューがあったりしますが田舎だとフランス語だけです。 更に手書きだったりするとまずスペルを読むのにも苦労します。 フランス料理のメニューを理解するコツは、肉や魚、野菜の材料名と、クリーム煮などの料理方法をつかむことです。私はフランス語の辞書片手に読み解きながらこれが美味しそうかなと思ったものを注文しました。まあ失敗は多々ありましたけどね。今はスマホがあるのでもっと楽に翻訳できると思います。 また留意することは量です。コースは基本一人一品ずつ頼みますが、例えば前菜にサラダを頼むと大鉢一杯分位のサラダが出たりします。これを一人で”食べるのかあ”と驚き、前菜を片付けないと次が出てこないことも多く、残すと悪いかなと思いながら平らげると、前菜だけでお腹一杯になります。デザートでフルーツとしてリンゴを頼むと、丸ごと一個のリンゴが出てきたりもしました。 それを自分でナイフとフォークを駆使しながら切って食べました。フランス語ができれば、少な目にしてねとか言えるのですが、それが言えないのがちょっと悲しいです。 まあこれも現地の文化を知るいい体験ですね。
 
 観光地としては多くの史跡、街、景勝地があります。 城壁で囲まれたプロヴァンスの玄関口の街、アヴィニヨン。歴史の教科書に出ている「アヴィニヨンの幽閉(捕囚)」でも有名ですね。ゴッホが愛した古代ローマの遺跡が残るアルル。 古代ローマの水道橋、ポン・デュ・ガール。これは一見の価値があります。 絵になる小山のような石の街並を持つゴルド。 山並みの街が大好きなカミさんは狂喜していました。 ワインで有名なシャトー・ヌフ・デュ・パプ。 白い岩の作る景色がすごいレボー・ド・プロヴァンスサンレミ・ド・プロヴァンスは、ここでゴッホが麦畑を描いたそうで、美しい街でした。 魚介類の煮物、ブイヤベースで有名な地中海の港町マルセイユにも脚を伸ばせます。

 そんな素敵な体験と観光地を巡れるプロヴァンス旅行は楽しいひとときでした。
 
 また行きたいものです。

 ではでは。

 

 

 

南フランスの休日 プロヴァンスへ (旅のヒントBOOK)

南フランスの休日 プロヴァンスへ (旅のヒントBOOK)

 

 

南仏プロヴァンスの12か月 (河出文庫)

南仏プロヴァンスの12か月 (河出文庫)

 

 

女2人旅 プロヴァンス 30日30万円の極上暮らし (女2人旅シリーズ Vol.1)

女2人旅 プロヴァンス 30日30万円の極上暮らし (女2人旅シリーズ Vol.1)

 

 

 

フィガロ ヴォヤージュ Vol.18 プロヴァンスとコートダジュールへ。(南フランスの幸せヴァカンス) (FIGARO japon voyage)
 

 

 

 

 

 

フィレンツェ(イタリア):ヨーロッパ(欧州)旅行地 ランキング 私的ベスト30: 第8位

 もしイタリアで一番好きな都市は?と聞かれると、私は迷いなくフィレンツェと答えます。最初のイタリア旅行で訪れて魅了されて以来、何回も訪れました。 

 

 「花の都」フィレンツェ、英語ではFlorence(フローレンス))。 人口は約35万人ということで、大きすぎず、小さすぎず、程よい規模の都市です。 中世に「フィレンツェ共和国」の首都として繁栄したこの街には今でも中世の街並みが残り、ルネサンスが起こったときの芸術家のパトロンだったメディチ家のお蔭で「街中が美術館」と言っていいほど、多くの美術品、建築物であふれています。その魅力的な街並を中世の時代を感じる建物を見ながら歩き、そして美術館を訪れて、美術をじっくり鑑賞するのは、とても楽しい時間です。

 

 そしてこれだけ多くの観光資源が残っていながら、単なる観光地としてだけでなく、街自体に今でも活気があり、人々がイキイキと暮らしていて、実生活と歴史ある文化がバランスよく融合している都市と感じられるところがとても魅力的です。そこが、いかにも観光地であるベネチアなどとは違った魅力になっていると思います。

 

 街に入ってまず目立つのは、中心にそびえるドゥオーモ、サンタ・マリア大聖堂です。 ちょっとピンク色がかった大きな丸いドーム状の屋根が街中から見られます。 傍に行くと外壁や扉の装飾が凄く、中に入っても壮麗な内装、そして美術品としてミケランジェロピエタの像なども見られます。
 
 ミケランジェロというとやはりダビデ像でしょう。アカデミア美樹館の中央にデーンとそびえています。ちょっと頭でっかちではありますが、その力強い造形に圧倒され、今の私の立体彫像好きに火をつけたきっかけがこの像でした。
 
 他に有名な美術館としてウフィツィ美術館があります。中世のボッティチェッリ、レオナルド・ダヴィンチ、ラファエッロ、カラヴァッジョなどの作品がたくさんあり、一日で観切れないほどの規模です。 私は特に並ばずに入れましたが、今では入場には事前予約もあるようですね。

 

 建築物としては洗礼堂、ジョットの鐘楼、ヴェッキオ宮殿などの遺産が中世の息吹を感じさせます。街の中央にはアルノ川が流れ、そこにかかる中世から残るヴェッキオ橋には、金属のアクセサリー等を扱うお店が軒を連ねています。
 アルノ川を渡った高台にあるミケランジェロ広場を訪れれば、この美しい街全体の眺望を堪能できます。

 

 皮革製品でも有名なフィレンツェは、高級ブランド サルヴァトーレフェラガモ、グッチの本店もあり、また大小の革製品ショップがたくさんあり、靴やバッグを物色するのも楽しいです。

 

 もちろんレストランもたくさんあり、美味しいお店に巡り合えるとこんな至福なときはないという瞬間です。

 

 街並、建築と美術、ショッピングに食事と多くのことを、人々の活気と中世の文化を感じながら過ごせる、とても素敵な都市、それがフィレンツェです。

 

 

フィレンツェ美術散歩 (とんぼの本)

フィレンツェ美術散歩 (とんぼの本)

 
フィレンツェ (講談社学術文庫)

フィレンツェ (講談社学術文庫)

 

 

 

 

 

芸術の都 フィレンツェ大図鑑―美術・建築・デザイン・歴史

芸術の都 フィレンツェ大図鑑―美術・建築・デザイン・歴史

  • 作者: アントニオパオルッチ,マリオスカリーニ,アンジェロタルトゥーフェリ,マルコキアリーニ,カルロクレスティ,Antonio Paolucci,Angelo Tartuferi,Marco Chiarini,Mario Scalini,Carlo Cresti,森田義之,野村幸弘,芳野明,谷古宇尚,鳥海秀実
  • 出版社/メーカー: 西村書店
  • 発売日: 2015/04/01
  • メディア: 大型本
  • この商品を含むブログを見る
 

 

 

フィレンツェ美食散歩 おいしいもの探しの四季の旅 (地球の歩き方GEM STONE)

フィレンツェ美食散歩 おいしいもの探しの四季の旅 (地球の歩き方GEM STONE)

 

 

 

フィレンツェ史(上) (岩波文庫)

フィレンツェ史(上) (岩波文庫)

 

 

 

 

 

フィレンツェ―世界の都市と物語 (文春文庫)

フィレンツェ―世界の都市と物語 (文春文庫)

 

 

 

 

 

ブルゴーニュ地方、シャンパーニュ地方(フランス):ヨーロッパ(欧州)旅行地 ランキング 私的ベスト30: 第9位

 10位のボルドー地区に続いてワインで有名なフランスのブルゴーニュ地方、シャンパーニュ地方
 
 ブルゴーニュ地方はパリから南東部へ300㎞余り下った丘陵地帯にある地域で、英語名はバーガンディ(Burgundy)、ドイツ語名はブルグント(Burgund)だそうです。

 

   私はまず北の首府ディジョンから入りました。粒入りマスタードで有名な場所です。お土産にも買いましたね。ディジョンから南に下ると丘陵地帯にブドウ畑が広がります。ブルゴーニュは小さい農家が多く、それぞれに畑を持っていて、その畑(の所有者)ごとにワインの銘柄になります。地区と畑が書かれた詳細な地図があるのですが、それを片手にブドウ畑の丘陵地帯を走るドライブは、景色も爽やかで、ここがあの美味しいワインの産地かあと実感することもできて楽しかったです。

 

 この地方の(というか世界でも)最高に有名で高価なワインはロマネ・コンティ( Romanée-conti)」で、その畑にも行ってきました。 ブドウ畑の中のホントに小さな一区画でしたね。その区画で採れるブドウだけを原料とするワインが「ロマネ・コンティ」として一本200万円とかで売られているのですが、そのすぐ隣の区画のワインだってそんなに違わないんじゃない?と素朴に感じてしまいました。

 

 ワインを売ってる大きなお店とかは見つからなかったのですが、こじんまりした店で種々のワインが並んでるところでまとめ買いをしました。

 

 観光客にもワインの蔵を見せてくれる小さな農家を訪れたのですが、対応してくれた人は英語が全く分からず苦労しました。そのときは傍にいた他の観光客が通訳してくれて助かったのですが、それ程年を召した人ではなかったのに、数字のOne, Twoも通じなかったのはちょっと驚きました。 

 

 ディジョンから南に40㎞程下ったところにボーヌ(Beaune)という街があります。ワインのオークションで有名な街ですが、街中にあるオスピス(施療院)の建物の屋根は赤や茶色が寄木のような柄になって綺麗でした。 このボーヌのそばのレストランで食べた食事の美味しさは今でも鮮烈な記憶としてあります。 残念ながらレストランの名前は忘れてしまったのですが、さすがワインの本場、これがフランス料理かと、美味しさを実感した思い出です。
 
 フランス料理というと食の都リヨンがありますが、そこはボーヌから更に160㎞程南に下ったところになります。別の機会に訪れましたが、そのときは美味しいレストランに恵まれず、残念ながらまだ食の都を実感していません。

 

 ワインの発泡酒の代名詞 シャンパンの産地シャンパーニュは、ブルゴーニュより250㎞程北に離れた全然別の地方ですが、私がここを経由してブルゴーニュに入ったのでここに記載します。シャンパンを製造するポメリー(Pommery)、ヴーヴ・クリコ(Veuve Clicquot Ponsardin)などシャンパンのラベルで見たことのある製造者(メゾン)が点在しています。また街ランス(Reims)ノートルダム大聖堂なども見応えがあって観光にもいいところです。

 

 シャンパーニュからブルゴーニュというワイン巡りも車で廻れば数日から1週間程度で廻れるいいコースだと思います。

 

 美味しいワインが飲みたくなってきました。

 

 ではでは。

 

 

地図でみるブルゴーニュ・ワイン〔改訂新版〕

地図でみるブルゴーニュ・ワイン〔改訂新版〕

 

 

 

ブルゴーニュ ワイナリー訪問完全ガイド (Winart Books)

ブルゴーニュ ワイナリー訪問完全ガイド (Winart Books)

 

 

 

ブルゴーニュ アペラシオン完全ガイド  (Winart Books)

ブルゴーニュ アペラシオン完全ガイド (Winart Books)

 

 

 

 

 

 

 

 

ボルドーのワインシャトー巡り、ジロンド県(フランス):ヨーロッパ(欧州)旅行地 ランキング 私的ベスト30: 第10位

 さてベスト10に突入です。第10位は赤ワイン好きにとっての聖地ボルドーです。

 

 フランスの南西部、パリから500㎞ほど離れた大西洋寄りにボルドー市があります。その周辺の地域ジロンヌ県で産するワインがボルドーワインと呼ばれるそうです。 スペインに端を発するガロンヌ川が流れ、その両岸にワインを産するブドウ畑が広がります。 

 ここで楽しいのはやっぱりワインを作っているシャトー巡りです。 有名シャトーを含め見学ができ、更に試飲もできるので、普段は飲むことのできない高級ワインを楽しめまず。

 

 私は5大シャトーメドックの第1級格付けワイン)の内、シャトー・マルゴー、シャトー・オー・ブリアンを見学しましたが、両方とも私と家内の二人だけの見学にもかかわらず一人の女性が丁寧に応対、案内してくれました。 古くからある伝統の洋館の中の施設をワイン作りと貯蔵の流れで順番に案内してくれました。


 興味深かったのが樽作り。シャトーによって樽の考え、作り方、手配の仕方に違いがあるようでしたが、新品の樽を自ら作っている場所は木の良い香りとともにいかにも現場な感じがして面白かったです。

 

 また最後に試飲もさせてくれました。 そんな素敵な経験をさせてもらって料金は無料。 有名シャトーではワインの販売はしていませんが、他のシャトーはその場でワインも購入可能です。 また有名シャトーは事前予約が必要ですが、普通のシャトーは、当日や前日の連絡でも入れたり、現地のホテルで紹介や手配もありました。

 

 ワインってちょっと名前が覚えにくかったり、とっつきにくいところがあると思いますが、実際にその地に行くと、ボルドーの中のメドック、サン・テミリオンなどの地区や、マルゴー、サン・ジュリアンなどの村を、地形やブドウの種類等の特徴も踏まえて、実感として覚えられるので、後々のワインを飲む楽しみに奥行が出ると思います。
 
 ちなみにボルドーワインは根っからのフランスの物という印象がありますが、成り立ちはこの地域がイギリスに支配されていた時代に始まった産業で、供給先も最初はほとんどイギリス向けだったそうです。 従ってフランスの伝統文化というより、発祥はイギリスとフランス一地方の文化と言えるかもしれません。
  
 ボルドーではワインだけでなく、もちろん食事も美味しいフランス料理を楽しめるので、ちょっとでも料理好き、ワイン好きの方は、そんなに愛好家でなくても行く価値のある場所だと思います。

 ではでは。

 

 

ボルドー シャトー訪問完全ガイド (Winart Books)

ボルドー シャトー訪問完全ガイド (Winart Books)

 

 

 

 

 

ボルドー基本ブック (わかるワインシリーズ)

ボルドー基本ブック (わかるワインシリーズ)

 

 

 

 

 

 

 

旅名人ブックス4 ボルドー ワインの宝庫を訪ねて

旅名人ブックス4 ボルドー ワインの宝庫を訪ねて

 

 

アテネ、エーゲ海の島々(ギリシャ): ヨーロッパ(欧州)旅行地 ランキング 私的ベスト30: 第11位 

 ギリシャギリシア)といえばやはりアテネエーゲ海の島々でしょう。アテネには出張を含めて何回か行ったことがあるのですが、観光は9月下旬に2週間位かけて廻りました。

 

 アテネギリシャの首都なので大きな街ですが、国民性なのか陽気でゆるい感じの街です。まず行くのはアクロポリスパルテノン神殿ですね。アテネ市街を見下ろすような丘の上にあります。紀元前の建物がちゃんと残ってるのだから凄いですよね。アテネ市民 いやギリシャ国民にとっては、歴史面だけでなく経済面でなくてはならない遺産ですね。 観光収入に頼っているギリシャの肝ですから。 確かに観る価値はあります。

 

 アテネで食べるギリシャ料理は私は好きでした。(あまり美味しくないと言われる方もいますが。。。) 魚は新鮮なものがあるし、他の料理も味付けは凝ってないですが、ムサカ(ナスやジャガイモ、挽き肉などの階層にして焼いたもの)、イェミスタ(トマトやピーマンの米、肉詰め)、ドルマディス(ご飯や挽き肉などをブドウの葉で包んだ煮込み)、ホリアティキ・サラダ(山羊のチーズがのっかったサラダ)、羊肉などが美味しかったです。ワインも良かったですね。またオリーブオイルはイタリアやスペインより安価なのでお土産にお勧めです。イタリアのオリーブオイルも実はギリシャ産やトルコ産が多いと聞いたことがあります。

 

 エーゲ海は確かに鮮やかに青く、そして島々にある白い建物とのコントラストは非常に美しく絶景です。ミコノス島サントリーニ島など多くの白い建物が映える島があります。島々にはアテネから船や飛行機で渡れます。 私が行った9月下旬は海水浴にはもうちょっと涼しかったですがまだ海の美しさを堪能できました。

 ミコノス島で宿泊したのですが、海辺の小さなコテージのようなところに宿をとって、海の風を感じながらとても気持ちよく滞在できました。ミコノス島は大きくないのでレンタルバイクとかで廻れます。マニュアルミッションのバイクに乗って下りの坂道でこけた思い出もありますが。。。 

 ちなみにギリシャは熱帯ではなく冬は寒いので、観光にはお勧めしません。


 他にも一番大きい島、クレタ島は、リゾートというより遺産や博物館などギリシャ文明の歴史を感じるにはいい島でしたね。 


 私もエーゲ海の島でまだ行ったことがないところがたくさんあるので、また訪れたいです。

 

 ではでは。

 

 

エーゲ海 青と白が誘う52島

エーゲ海 青と白が誘う52島

  • 作者: 萩野矢慶記
  • 出版社/メーカー: ジェイティビィパブリッシング
  • 発売日: 2009/03/28
  • メディア: 単行本
  • 購入: 2人 クリック: 41回
  • この商品を含むブログを見る
 

 

 

エーゲ海
 

 

 

エーゲ海のねこ

エーゲ海のねこ

 

 

 

ギリシャごはんに誘われてアテネへ (旅のヒントBOOK)

ギリシャごはんに誘われてアテネへ (旅のヒントBOOK)

 

 

 

 

アテネ・エーゲ海 ギリシア (タビトモ)

アテネ・エーゲ海 ギリシア (タビトモ)

 

 

アンダルシア地方、コルドバ、グラナダ、セビリアなど (スペイン): ヨーロッパ(欧州)旅行地 ランキング 私的ベスト30: 第12位 

 スペインでも情熱的なイメージのある南部のアンダルシア地方。初夏に行ったのですが、地中海のきらめく海と、乾いた丘のオリーブ畑などが綺麗で、ドライブがとても気持ちよかったです。

 観光して印象深かったのは、コルドバのメスキータ。 元々スペインがイスラム王朝に占領されていたときに作るられたモスクで、奪還後はキリスト教の大聖堂として使われ2大宗教の融合が見られる不思議な建造物です。圧巻は多くの柱の上に造られた赤白のストライプの柄の馬蹄形アーチです。 その多くのアーチは重なる様は、美しく、そして不思議な空間を形造っていました。 

 有名なアルハンブラ宮殿はこの地方のグラナダという都市にあります。 グラナダというと高校の世界史で習った「グラナダの陥落」を思い出しました。キリスト教国によるイスラムからの奪還、イベリア半島の再征服(レコンキスタ)の最後の戦争です。アルハンブラ宮殿は、確かに美しい宮殿で観る価値はあるのですが、非常に観光客が多く、暑い中、並んで待たされたのがちょっとつらかったです。(今は事前予約チケットがあるようですね。)

 アンダルシア地方の州都セビリアは、とても大きな街で大聖堂など歴史ある建造物も見応えがあります。フラメンコの本場ですが私は残念ながら観ていないです。

 アンダルシア地方は、白い壁の家並も有名で、カサレスという村を訪れたのですがその景色はとても美しかったです。特にかわいい街、崖にある街が大好きな家内は熱狂していました。

 先にも書きましたが海辺のドライブは最高に気持ちよく、また綺麗な海岸もたくさんあって、海好きにはたまらない地方です。

 食事もオリーブオイルで引き立てられた魚介類に生ハム(ハモン・セラーノ)やワインもとても美味しく楽しめました。

 実はまだ一回しか訪れてないのですが非常に印象深く、是非また行きたい地域です。

 ではでは。

 

 

 

 

アルハンブラ物語〈上〉 (岩波文庫)

アルハンブラ物語〈上〉 (岩波文庫)

 

 

 

 

 

世界ふれあい街歩き スペイン/マドリード・セビリア [DVD]

世界ふれあい街歩き スペイン/マドリード・セビリア [DVD]

 

 

 

熱愛スペイン(CREA Due Traveller)

熱愛スペイン(CREA Due Traveller)

 

 

 

スペインから 本格的なスペインのフラメンコ

スペインから 本格的なスペインのフラメンコ

  • アーティスト: Varios Cantaores Flamencos
  • 出版社/メーカー: La Flamenca - Producciones AR
  • 発売日: 2011/05/16
  • メディア: MP3 ダウンロード
  • この商品を含むブログを見る